英米の葬式について  (中島 節) -2011. 6.16-


 今日16日午後、仲間の葬式に参列してきました。 仲間とは 必ずしも健脚の持ち主とは言えない写真クラブの86歳になる女性。 彼女は去る9日午後2時ごろ、家の近くの片側2車線の横断歩道でないところを横断中、 車に撥ねられるという痛ましい事故死でした。 帰宅後、妻から外国の葬式でも 香典のしきたりがあるのか 質問されましたが、即答できず インターネットで調べました。 この機会に その概要を皆さんにお伝えします。

 英米では亡くなってから数日後(4〜10日)に葬式を礼拝堂、教会で行うようです。 日本のように多人数が参列することはなく、ごく親しい少人数での葬式が普通。 喪服などはなく 普段着で参列し、香典を供える慣習は全くありません。

 哀悼の気持ちを表すため 花束を贈る人もいるようですが、式場・教会内でなく 火葬場に飾られたりするようです。 お経の代わりに 参加者全員で賛美歌を歌ってお祈りします。 この後、個人を偲ぶスピーチが遺族、友人により行われることもありますが、30分前後という簡単なお別れの会です。 カトリック教会では 日曜ミサの時 行われているように、お祈り中に籠を回し寄付を募ることもあるとか。

 英国では 葬式・ミサの後 遺体を火葬場に送る家族もありますが、2,3日後に 骨壺に入った遺骨を受け取るようです。 そして火葬にする人は少なく僅か3割で、土葬が主流です。 イスラム、ユダヤ教では火葬は厳禁。 火葬場に遺体を送った後、喪主の家や近くの会場で簡単な食事会が開かれることもあるとか。

 それから 前後しましたが、通夜に相当する式は一切ありません。 また 葬式に関する費用は 昨年を例にとると、日本231万、米国44万円、英国12万円になるそうです。 英米の葬式は簡単で、真似たい気持ちになりますが、皆さんの感想は如何ですか。(2011. 6.16)


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