先月10日、梅雨明けの翌日は 朝からカンカン照り、最高気温35度を記録した。 この日、町内に住む知人が死亡したことを12日(前11日は休刊日)の朝刊で知った。 彼はデイーサビス「かざぐるま」の発足当時から協力してくれた温厚な人。 中年以降は病気がちで 片方の腎臓は摘出、また最近は白い顎髭を蓄えたせいか、私より一歳下だが容姿はすっかり老人。 野菜作りが好きで 自分所有の畑で定年後も農作業を続けていた。 また 自動車事故を起こし 愛用の小型トラックを取り上げられてからも、 土浦からバス、電車を乗り継いで 高浜まで通うほど一途な人だった。 一方、奥さんは農作業に無関心で 農場に同行したことは一度もないらしい。
奥さんの話によると この日も朝から一人で農作業に出掛けた。
午後1時過ぎ、某所から「時間になりましたが、先生は未だ見えませんが、、、」と自宅に電話があった。
不思議に思った奥さんは、農場近くに住む知人に電話し、主人が畑にいるかどうか見てきてほしい と電話を入れた。
畑に行ってみると、夢想だにしない悲惨な姿が待ちわびていた。
農場での孤独死!それから大騒ぎとなり、発作から本人が収容されるまでの数時間、
燃えるような太陽の下に放置されたことになる。
彼は昨年、同所で 農作業中に発作を起こしている。 その時は 小康を得てから四つん這いになって 近くの民家へ助けを求めたという。 この苦い経験を機に 何故 農作業を断念、あるいは断念させることができなかったか、惜しまれてならない。 今、万人が願望しているピンコロが本当に真の幸福であろうか。 家族に全く看護の手を煩わせることなく、炎天下で農作業と心中、ハイさようなら。 ピンコロにも 色々な課程はあろうが、この機会に再度、私たちも最期の迎え方を考えてみるのも無意味ではなかろう。
では皆さん、これからの猛暑に負けないよう お互い気をつけましょう。 また 余震にも十分注意しましょう。稲植君の「地震記録」を見ると恐ろしくなりますね。 (2011- 8- 1)