県北が日本ジオパークに  (中島 節) -2011.10. 1-


 今月は あまり耳慣れない話題を取り上げますが、茨城県民には朗報です。 ご存じの方は少ないかと思いますが、日本最古の地層から成り立っている県北地域が先月 日本ジオパークから認定されました。 このニュースを日立一高定時制卒のT君が詳細な資料を添えて知らせてくれましたので、少し受け売りをしたいと思います。

 ジオパークとは地質学的に重要な地層や断層、火山など 地球活動の遺産を見どころとする自然公園です。 日本ジオパークとはユネスコの支援で設立された世界ジオパークによって認定された自然公園。 今回で国内の認定地域は20になりました。より重要度の高い洞爺湖有珠山、糸魚川などは世界ジオパークにも認定されている。

 日本最古の地層とは恐竜の絶滅(約1億年前)、爬虫類の出現(3億年前)より ずっと古い5億年以上前のカンブリア紀時代のものです。 特に常陸太田市戸東部長谷町周辺に最古の地層が確認されたので、これを好機に太田市は市活性化のため 色々な活動を開始したようです。 最近は見学者も増え その対応に追われているとか。

 この活動の一環に、T君は日本鉱業で鉱床探査をしていた経験・知識を買われ講演、現地案内などに借り出されているそうです。 二年前 私の叙勲祝賀会をしてくれた折、彼自身が採集した琥珀、エメラルドなど55箇を手作りの箱に詰め、 それぞれに岩石名、採集地を記入したカードを付け 私に贈ってくれた(重いので後日、友人E君が自宅に届けてくれる)。 2,3日前に箱を持ち出して見ると、その中の一個に5億年前の黒雲母片麻岩が入っているのを知り、びっくりするとともに非常に興奮・感激しました。 写真左側をとくとご覧ください。

 この機会に頭脳明晰で温厚な彼の想い出をちょっと付け加えておきます。 10年ほど前 里美村横川温泉でクラス会をした折は、近況報告がてら太田から夜わざわざ私に会いに来てくれました。 また コンゴに地質探査で長期出張していた時は、珍しい異国の様子を細かくエアメールでなんども知らせてくれた。 そしてある時、文章の不十分さを補うため、写真を送ってくれたのですが 残念ながら極東の我が家には届きませんでした。 またこのクラスの教え子達数人は、卒業後何度となく酒と肴持参で、大平の県営住宅を尋ね 楽しい想い出を作ってくれました。

 彼岸も過ぎ、例外無しに秋らしくなってきました。11月のクラス会を待たずに皆さんの近況をお聞かせ下さい。 (2011-10- 1)


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