KITAIBARAKI 復興支援コンサート from New York
   (稲植 俊雄) -2011.11.23-


11月21日、北茨城市で復興支援、米国人による尺八コンサートがあり聴きに行きました。
奏者はニューヨーク在住で64歳の Ronnie Nyogetsu(如月)Reishin Seldin とその米国人仲間4人です。 ラニー如月セルデインは26歳で来日し、京都で尺八を学び、神如道の門下であった倉橋容堂に師事し、 普化尺八の稽古を続けました。 普化とは中国・唐代の禅僧で虚無僧とはこの僧のことで 普化尺八は虚無僧が吹く尺八の事との説明がありました。

ラニー如月セルデインは日本から帰国後、アメリカ国内に広く尺八を普及させ、 1980年には大師範となったプロの尺八演奏家です。 多くのドキュメンタリー映画のサウンドトラックを手掛け、アカデミー賞にもノミネートされたこともあるそうです。 マンハッタン、ペンシルベニア、ボストンなどに尺八道場の支部を持ち、 ニューヨーク市立大学で尺八の講義を行っている先生でもあります。

演奏会は北茨城市の野口雨情の生家で行われました。 演奏前に挨拶をした野口雨情の孫の野口不二子さんによると、 ラニー如月セルデインは日本滞在中 日立市の尺八作りと親交があり、東日本大震災について大変心配し、 少しでも被災者を力づけられればと考え、 茨城県で一番震災の被害が大きい北茨城市でコンサートを開催することになったそうです。

演目は野口雨情が作詞をした童謡の中で、七つの子、雨降りお月さん、青い目の人形と、 アメイジング・グレイス、尺八の曲目の手向、鶴の巣籠でした。 尺八について全く知識はありませんが、独特の音色と旋律は心を充分穏やかにさせました。 撮って来た写真を見ていたら、ラニー如月セルデインが中島先生に良く似ていたので投稿することにしました。 (了)


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