無知を恥じる  (中島 節) -2013. 1. 1-


明けましてお目出度うございます。 皆さん、恙無く 希望の新年をお迎えになったことと思います。 さて 新春に不似合いの表題になりましたが、仏教に関係する話なのでご寛容のほど。

昨年師走、カメラを持って再度鎌倉を訪れた際、長谷寺を参詣。 これを機に、意味も分からず般若心経を写経しても御利益はないと考え、般若心経の解読書を読みました。 その中で「六根清浄」に出合う。 今まで「ロッコンショウジョウ、ロコンショウジョウ」は富士登山の掛け声くらいに思っていました。

ところが 六根とは人間の罪・穢れの元となる六つの感覚:眼、耳、鼻、舌、身、意を意味し、 罪深い六根を汚れのない清らかなものにして下さいと祈りながら、佛の住み家へ近づいて行くのが真意らしいことを学びました。 項をあらため罪滅ぼし、反省の念をこめ仏像のことを簡単に述べてみます。

長谷寺は数年前にも参詣したが、今回は宝物舘もゆっくり覗いてきました。 美しい仏像の数々を目の当たりにし、売店で「菩薩像のすべて」を購入し、帰途につきました。 その中で 仏像に付けられている、××如来、××菩薩、××明王、××天の意味を知ることができました。

つまり、如来はすでに悟りに達した仏陀、菩薩は悟りを求め修行中の仏、 明王は怖い顔をして教えに従わない人を教化する役を持つ仏、 天は仏教に取り込まれたインドの神々を指し、会社の人事に喩えるなら、社長、部長、係長、一般社員の順になるとのこと。

また 菩薩は六つに分類されているが、観音菩薩は日本で一番人気の高い菩薩で自由自在に姿を変え、あらゆる人を救ってくれる菩薩。 地蔵菩薩は僧侶姿であらゆる世界を巡り歩き、苦しむ人々を救う菩薩で、道端にある地蔵さん、六地蔵もここに属している。

文殊菩薩は文殊を、また全てに優れているという意味の普賢菩薩は行をつかさどる仏で両仏は対になってお釈迦様の両脇に立っていることもある。 弥勒菩薩は未来の如来候補で釈迦の弟子として修行中の仏、十三参りでお馴染みの虚空蔵は福徳と知恵を持っている菩薩。 13という数字と虚空蔵さんの関係ははっきりしないが、 念仏をあげる日が毎月13日に配当されていることに起因しているだろうと言われている。

最後に、「広報つちうら」新春号に載った川柳をお目にかけます。ご鑑賞頂ければ幸いです。

  万人に 夢を与える 初日の出


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