偕楽園 梅たより (沼田 吉治) -2013. 3.15-


 震災後客足の落ちた水戸の観光業界ですが、期待した昨年は寒さで梅の開花が遅れ 思ったような成果を上げられず、今年に期待しましたが、ご存知のように厳寒の影響 で梅まつり初日は早咲きの梅でもまだぱらぱらの開花状況でした。

しかし、3月に入り第二週末くらいから一気に気温も上がり、それにつれてまるで見て る間に開くようで、今日現在で約3,000本ある園内の梅の木96%が開花、いわゆる満開 の状況になりました。

昨年までは、何分咲きという表示をしていましたが、園内の梅は100種類あり開花時期 が2ヶ月くらい異なるため、何分咲きという判断が難しく、また見る人との感覚の違い も出るため、何本の木が開花してそれは園内の木の何パーセントかという表示にした ようです。

この100種類ですが、いま水戸市では日本一にしようと「偕楽園を愛する市民の会」な どが主体で500種類にしようとしています。すでに400種類くらいにはなったようですの で、新しい品種がどんどんお目見えすることでしょう。

梅園もいわゆる偕楽園(12ヘクタール)の中だけでなく、南側に田鶴鳴梅林、窈窕梅林、 猩々梅林を増設し、世界第2位の都市公園としての知名度を上げようとしている偕楽園公 園(300ヘクタール)を彩っています。

ところで梅は満開よりは咲き初めがいいという人が多いですが、いかがでしょうか。以前 句会で「見頃とは桜満開梅は五分」と詠みましたが、評価ゼロでした。ということで咲き 始めの写真2点、紅梅は「見驚」、白梅は「白加賀」です。