一泊での眼球手術 (沼田 吉治) -2015. 1.23-


中学生の頃からの近視が強かったせいか、少し早目の白内障手術を52歳で右目、60歳で左目と行い眼内レンズを入れました。 術後は裸眼で0.6、矯正視力で1.5くらいあり、運転時だけに眼鏡使用で、通常の日常生活を快適に過ごしてきました。

半年ほど前から、右目が二重に見えるようになりしばらく我慢しておりましたが、正月明けから日によってはほとんどぼやけて、 運転するのに怖い時もあり、20年以上かかりつけの総合病院の眼科で診てもらったところ、眼内レンズがずり落ちていると いう診断でした。このような場合には、必然的に硝子体も手術するようになり、これは結構難しい手術ということで、市内の 眼科専門の大病院を紹介されました。

硝子体というのは、眼球の真ん中の丸いゼリー状の組織で、眼球の形態を保ち、入ってきた光線を屈折させる役目をもち、加齢や 糖尿病(幸い私は大丈夫ですが)などによりこの硝子体が変形すると、網膜剥離を引き起こしたり、眼内レンズの固定が効かなく なることもあるようです。

さて、この手術ですが、硝子体に3個穴をあけ、硝子体カッター、照明用のファイバーライト、硝子体用液体注入管をいれ、 硝子体を取り除きます。私の場合は、さらにズレ落ちた眼内レンズを正しい位置に固定、縫着しましたが、これを4、50分の 顕微鏡下の手術で行うわけですから、その技術たるや驚きのほかはありません。
しかも、手術翌日の7時には眼帯を外し、午前中には退院、翌々日にはまだ安定していませんが視力も回復でき、何よりも明るく、 白がより白く見えるようになりました。特にひどかった飛蚊症の症状がすっかり治まったのにはびっくりしました。 このような眼科手術は、最近技術が格段に進歩し、いままで難治とされていたことも治療できるようになり、まさしく患者に光明 を与えてくれ、私もその恩恵に充分浴することが出来ました。

術後1週間の検査では充血も少なくなり順調、ただ遠方の視点が二重になる時もありますが、これも1か月後の診察までには安定 するのではと楽観しています。
大変な病気を経験した方々には申し訳ないような、蚊に刺されたくらいの経験でしたが、加齢による疾患の一つとして、参考にな るかと思い投稿いたしました。

 


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