「3/6同窓会」の愛読者また逝く (中島 節) -2015. 4. 1-


 時の経つのは全く早い。今年も桜の季節になりました。花見に不似合いな記事になりましたが悪しからず。 皆さんからの桜便りをお待ちします。

 さて毎月欠かさず「3/6同窓会」を読み、必ず読後感をメールしてくれる皆さんの2年 後輩N子さんが 急逝されました。彼女は写真同好会の仲間で、毎月一度、作品講評会とか撮影会で会い雑談していました。 同好会に入る切っ掛けの一つは、写真展に来られたとき、私の説明に感動したからとのこと。また入会後 間もなく、私が日立一高で教鞭をとっていた頃、在校生であることが分かり、急にお互い親近感を持つよう になった。そんなある時、「日立一高35 3/6同窓会」の存在を教えてました。するとN子さんは「私 達の担任は亡くなる、こんな楽しいメール同窓会が羨ましい」とぼやき、それから愛読者になった。

 N子さんは花が大好きで、庭先に色々な花を栽培しており、それを写真に撮り、その一、二枚を必ずメール に添付してくれました。また私は写真だけでは満足しきれず、数種類の花を分けて頂いたこともあります。 同好会入会直後には遠慮なく花の撮り方などを教えてあげましたし、また本人の努力もあり次第に立派な 作品を撮れるようになってきた。

 そんなN子さんに、あるとき、ご主人が大腸ガンになり手術を受けることになった。そんな時、倉次郎君の 投稿した手術後のレポートを読み、たいへん参考になりましたとお礼を述べられたこともありました。そ してそれから約一年後、今度は不運にも彼女自身が同じガンに罹ってしまった。でも倉次郎君に負けぬほ どの頑張り、笑顔で難局をくぐり抜けましたが、今年になり卵巣に転移が発見され、体調の良いとき摘出 手術を受けるつもりですと1月16日のメールに書かれていた。また同月7日のメールには例によって、 読後感想と初日の出の写真を添え、今年の決意が述べられていました。

 このように1月は2回もメールをくれたのに、なぜか2月号への感想は届かなかった。そこで2月14日、 彼女の様子を探る意味で、同好会の撮影会報告をしてみたが、几帳面なN子さんからの返事はなく、何となく 不安に駆られていた。そんな矢先、3月1日昼過ぎ「N子さんが昨日亡くなりました」との同僚からの電話に は、ただ驚くだけ。こんなに急変するとは!

 葬式当日、式前に元気になられたな主人が「中島先生はどなたですか」と言葉をかけられました。「妻が 色々お世話様になりました」との直々の言葉にはただ感動。どんなにか親しいご夫婦、私のことも折に触れ 話題にしくれていたことが直に伝わってきた。花好きな彼女の棺は、参列者による三度にもわたる献花で溢れ、 N子さんは何となく満足そうに見えた。N子さん、天国の花々に囲まれ安らかにお休みください!

 


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