庭の花…タカネエビネ (沼田 吉治) -2015. 5.22-


 毎年、5月になるとエビネランが咲きます。我が家は山を切り開いた土地で、粘土質のためほとんどの植物にとっては 生育状況が決して良くはありませんが、このタカネエビネだけは毎年、すくすくと育ち、十数本の花をつけ、年々増えています。 オオムラサキの大きな株の真下で、ほとんど直射日光は当たらず、木漏れ日程度がいいのでしょうか、手入れなど何もしませんが、その他にジエビネと 名前のわからない品種のもの、それにサイハイランなどが顔を出してくれます。


 そう言えば、25年以上前、自宅建物の一部が傾き始め、最大で7センチ沈みました。分譲した会社に掛け合い調べた結果、 山を切り開いた時に伐った樹木をこの土地に穴掘って埋めたらしく、それが腐って陥没したということでした。当時の業者の 記録は残っておらず、結局分譲元に1か月以上かけて土を入れたり、建物を補修したりしてもらいましたが、そのせいか、 今度の震災でもまた少し沈んだようで、室内でゴルフボールが転がります。生活にそれほど支障はないし、この先そんなに 長い人生ではないので、今は見なかったことにしていますが。
エビネは、この辺でも自生しており、前はよく山で採ってきたというような話を聞きましたが、最近では見かけなくなりま した。どうも野生の動植物にとって住みづらい地球になったようです。


 そんな折、近くの涸沼がラムサール条約登録候補になったというニュース、ここは我が家から5キロくらい、湖畔のサイク リングロードは我がホームグラウンド、水鳥の生息地としての国際的に重要な湿地という条約の基準に完全に合致している 自然の宝庫です。

 サイクリングしていると、何種類もの鳥の鳴き声合唱はうるさいくらい、望遠レンズのカメラマンも見かけられます。先日の カメラマンはチョウヒを狙っていると言ってました。
その他の自然も豊かで、イタチも見かけましたし、土手をサイクリングロードによじ登ってくるカメや路上で日向ぼっこする クロベンケイカニの群れも見かけられます。都市化が続く一帯ですが、この自然を後世に残してくれる手立てを行政にぜひ 望みたいと思います。
写真は、涸沼が涸沼川になる辺りで、遠方に赤色の大貫橋が見えます。この川も、まもなく那珂川と合流してすぐに太平洋に 注ぎます。


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