イギリスの英語名は?   (中島 節) 
                       -2016. 4. 1-


 今年も早々と桜の季節、その後皆さん如何お暮らしでしょうか。さて今回はちょっと小難しい題名、それに少し長くなりましたが、 最後まで目を通してくださいますように。

 先月も触れた「かざぐるま」では毎月末に昼食会を催しています。会費300円、毎回ライスカレーに野菜サラダ、参加者は40名前後で なかなか好評です。それに食事後、30分程度の小話や,楽器演奏を聞く等の機会を設けています。そして2月27日には、私が表題に ついて小話をしたので、その概略をお話しします。

 先ず手書きの英国地図を示し、NHKの朝ドラ「マッさん」に出て来たスコットランドの所在地を示しました。そこで「イギリスは英語 でなんと言うのですか」と質問してみると、予想通りせいぜいEnglandでした。そこでEnglandはスコットランドの下のこの地方名である ことを知って貰う。アメリカはAmericaでもよろしい(正式にはThe United States of America或いは USA)が、イギリスはThe United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland(或いはUK、U.K.)と長い国名であること。大半の日本人は、3〜6年間英語を勉強して いるし、また英国との交流も大分長いが何故かその国名を知らない。

 英国には団体・個人を合わせ五回旅行(二回はレンタカーで)したが、最初は二十数年前の個人旅行。その時はレンタカー、 家内は運転出来ないので運転歴の長い近隣の奥さんを誘っての楽しい旅行でした。日本と同じ左側運転で、ロンドン市内を抜けると、 直ぐ信号機のない丸い交差点(roundabout)に出る。ここは右から車が来ないことを確認してから交差点に入り、自分の利用する道路 番号を見つけそこに進入していくことになっている。自分の番号道路が見付かったので、ここぞと進入していくと、「これでは同じ道を 戻っていますよ」と妻に注意されびっくり。バックは出来ないから、そのまま民家のある所まで暫く運転し、そこの住人に道を尋ねると、 妻の言う通り、これはロンドン行きですから,ここで方向転換し戻って下さいと教えられた。

 レンタカー運転にはジャンパーが良いかと思い、日本出発前にわざわざ革ジャンを着ていった。しかし安宿(B&B)探しにあると ころに立ち寄ったが、私の姿をじろじろ見て、「空いた部屋はありません」と断られた。この時、ジャンパーは労働着であることを 思い出し、服装から拒絶されたかなと思った。

 ロンドンの宿で普段着姿で朝食に出ると、黙ってコンチネンタル席(パンと飲み物だけ)に案内された。この時も服装で客を見ている なと判断したので、次はネクタイを締めて出ると、ご馳走のあるイングリッシュ席へ案内された。イギリス人て案外、服装で人を判断する のだなと思った。「馬子にも衣装」はどの国にも通用するのかも。

 二回目のレンタカー旅行は家内と二人きりで。スコットランドへ行った時、エヂンバラの市民に見習って,私も路上駐車した。ところ が帰ってみると駐車違反の張り紙が貼られており、市役所の窓口で違反金を払い込むよう書いてあった。妻の忠告を無視しその場を去った。 そしてレンタカー会社へ戻ったとき、駐車違反の話をすると支払いは不要とのこと。また宿に戻ったときも同じことを話すと、わざわざ 日本から観光に来てくれたお客さんにその必要はありませんとのこと。帰国後、非常勤講師として英国から来ているJ氏に駐車違反のことを 話すと、違反金払い込みは全く不要とまた同じ反応を得た。しかしそれから2,3週間後、住所、名前に誤字の多い(よくこれで届いたと びっくり)封書がイギリスから送られてきた。今度ばかりはヤムを得ない思い、郵便局から違反金を送金することにしたが、郵送料金の方が 罰金より高いことを学びました。

 ビールを飲むときは、単にbeer(ビール)と言っただけでは駄目です。最初にラーガ(larger,普通のビール)かビター(bitter、ホップの きいた苦みの強い生ビール)の何れかを指定すること。そしてグラスの大きさもパイント(約2.5合)、あるいはその半分のハーフパイントを 何れを希望するか伝えて下さい。

 また英国の首府がイングランドのロンドンになるにあたって、政府は公平感を重視し、英国の皇太子には英国で一番小さい面積のウエールズに 地名を借用しプリンス オブ ウエルズ(the Prince of Wales)と、またロンドンにある警視庁をスコットランド ヤード(Scotland Yard)と 命名したらしい。


Topへ戻る