1735/658の不健康
      (萩原 靖夫) -2003.10. 9-


 この数字は銀行口座の隠し番号ではありません。私の身長173.5pと体重65.8sのことです。 細身に見られています。この身長からすると、標準体重は66.6sだそうだから、私の肥満度は98.8%です。 少々照れますが、体型だけは小泉総理に似ておりまして、データ的にはほぼ理想的な体型ということになります。

 蛇足ながら、「肥満度100%」が身長と体重のバランス点ですから、それに近い体重が望ましいわけですが、 中高年層は圧倒的に肥満度100%以上の「肥満タイプ」で、 100%未満の「痩せタイプ」はせいぜい全体の30%くらいとか。 「肥満型」も「痩せ型」も程度の問題があるので、単純比較は意味ありませんが、 注目すべきは「双方とも病気持ちが実に多い」との指摘です。

 何のことはない。私も病気持ちの一人です。 肥満型でも痩せ型でもない理想的な「外見」というところまでは結構な話なのですが、 健康管理をおろそかにしたせいで肝臓が侵され、いつの間にか「中身」は不良部品構造に変わってしまいました。 標準体重なのに不健康な事例が私です。

 肝疾患が露呈したのは、52〜53歳の頃でした。 当時、定期健診のたびに「要・精密検査」の忠告を受けていたのに、随分と長い間放置したのがタタリました。 ついに体調を崩し、体重が62s台に減少するに及んで、ヤバイと自覚し、タバコを止めたり、 健康テニスを始めたり、一定の自助努力はしましたが、余生を考えて医者に駆け込みました。

 やがて、「糖尿病の疑い」と診断され、 現在、都心にある東京女子医大病院の糖尿病センターに隔月ペースで通院しているところです。 幸い、安静が必要とか、インスリン注射を打つといった深刻な事態には立ち至っていませんが、 血糖値を下げる飲み薬を常用し、 「食事は1日1800`i以内、ビール1本(酒1合)の励行」の注意を受けています。

 この機に、在職していた頃の定期健診と、現在の通院健診の資料を整理し、改めて見比べてみました。
 一般平均でもある標準体重は、年齢とともに変化するとはいえ、 元気時より2s増えているのに肥満度が低下しているのは不思議な感じです。で、私の症状は‥‥。
 また、通院している中で、 【糖尿病の新しい分類】として日本糖尿病学会が糖尿病の診断基準を4分類していることも知りました。
 それによると、私の場合は「2型糖尿病」に属し、慢性化しつつあることと、 「食事療法」と「運動不足」に対処することがポイントになっています。

 そこで、食事療法ではカロリー計算をして余分なエネルギー摂取を抑えなければなりませんが、 これが難しいのです。 正直なところ、制限を越えると体が痛くなるわけでもないので、 それなりに自己管理の戦いを続けておりますが、ついついルーズになって、満腹を求めてしまいます。 まさに自覚不足です。

 アルコールの方は、さすがに定年退職を機に酒席も酒量も激減していますが、 ビール1本となるとつらいものがありますね。 そもそも、不健康をきたした主因は、休肝日のない呑み助人生のツケ届けだと自省しているものの、 さらに酒量を減らすのはかえってストレスになってしまいそうな気がし、この点で課題を引きずっている格好です。

 運動不足対策で始めたテニスはいまも続けています。 私にとっては健康テニスでも、実際はちゃんとしたものです。 レギュラーは日曜日の午前中。有料のテニスクラブで、1クラス12人、コーチが付いて2時間のレッスンをします。 たまにはクラブを離れて仲間が誘い合い、一日中試合をしたり、泊り込みで遠出することもあります。 すでに7〜8年のキャリアを積んでもあまり上達していませんが、健康維持以上の効果と楽しみがあると感じています。

 そういえば、一時は、沖縄産の「ウコン茶」が良いというので、 ティーバック式のウコン茶を会社のデスクに常備して、2年間くらい毎日飲み続けたこともありました。 また、伊豆大島産の「明日葉(あしたば)」を煎じ、 お湯割りの要領で焼酎と割って飲んでいた時期もありました。 気持ちの上では、体調悪化の抑止力くらいにはなったかなと思いますが、 薬草以前に不摂生の毒草に侵されていたから、考えが甘かったかも?

 いまは、朝6時30分に起床、7時過ぎ(昔の習性で早め)に家を出て、 東京・虎ノ門のアルバイト先に出勤し、19時30分前後に帰宅し、24時ごろ就寝という1日です。 以前と同じようなパターンですが、現役時代の延長ではない気がし、その新しい生活環境の中で、 ひたすら「食事療法」と「運動不足」の課題に取り組むことになります。

 これからは、「理想的体型なのに不健康」というわが身の現実を直視し、 一病息災の気持ちでいこうと思っています。

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 なお、ホームページに掲載された皆様の健康談義を拝読し、ふと感想を持ちました。 他意はありません。聞き流して下さい。

中島先生: 栗田兄: 沼田兄: 大島兄: (了)