只今、料理に熱中!
   (宮城 倉次郎) -2005. 6. 8-


 ご無沙汰しています。 そのおじさんが、「いま料理に熱中しています」と言ったら、みなさんお笑いになるでしょうか。

 5月はぼちぼち、今月に入ってからはほとんど毎日、私がカミさんい代わって夕食をつくっているのです。 昨夜(6月7日)は豚の薄切りのしょうが焼きと、新ジャガ、玉ネギとワカメの味噌汁、 茹でた空豆と鮭の切り身でした。 食後の果物は旬のビワ、果肉をかじると、涼しい感じでした。

 その前日は、残り物ながらおじさん得意のワインで何時間も煮込んだタンシチューと生野菜のサラダ、冷奴。 少し暑かったので、果物はスイカ。 今晩は軽く、うどん(これもつゆとうどんを別々にあしらった一品なのですよ)と冷奴に空豆のつもり。 フルーツはパイナップル、それに和菓子。 夕食を早くすませて、お茶をのみながらゆっくりとりサッカーを観戦する予定なのです。

 なぜ、おじさんが夕食をつくるのか、そしてそれはハードな仕事を持っているのに可能なのか!!。 まず、私のカミさんは毎日、朝5時に起きて、電車で約1時間の都心まで働きに行っています。 私たちは離婚経験もあって、2人で一生懸命働いて償いの仕送りをしているのです。 決して貧乏でもないし惨めな感じでもなく、自分たちの選択ですからあらかじめ予測していた生活なのです。

 しかし、8つ違いのカミさんもはや50歳半ば過ぎ。 口には出さなくとも、疲れている様子は伝わってきます。 一方、私の仕事は決まった時間にどこかへ行くという性質の仕事ではありません。 長い経験から、いつ、どのように効果的に原稿を出せばよいか、熟知しています。 つまり、メジャーリーグなら2割5分から上ぐらいの打率を稼ぐ心構えでよいのです。 幸い、守備している地域は事件が少なく、 県庁、県警というところで若い記者たちがカバーしてくれてもいます。 また、いじめに会うような年齢でもキャリアでもありません。

 そこで、役所などが昼休みの時間に買い物をしておき、午後の空き時間に煮炊きするわけです。 我が夫婦も、年とともにたくさん食べなくなったことも背景にありますね。

 やって見ると、カミさんは「本当に楽よう」と喜ぶし、 スーパーでの買い物が結構楽しいことも分かりました。 「愛は惜しみなく奪う」と言います。そうした崇高な心境にも、浸ってみたいですね。 振り返ればおじさん、高萩市の奥の松岡で、5人兄弟の下から2番目として、 一家中でにわか百姓したころの弟との役割は、ほとんど炊事とお風呂たきでした。 さらにバリバリの現役時代、8年間も単身赴任で支局のデスクをつとめ、 若い人たちと夕食にカレーや味噌汁をつくった経験がありました。 過去が、いろいろな局面で力をくれています。

 ただ、私の最大の欠点はあきやすいこと。 来春のリタイアまで、夕食づくりだけは絶対に続けようと、自分言い聞かせているところです。 みなさんの中で手軽にできておいしいメニューを知っている方は、教えてください。 (05年6月8日、宮城)