音楽CDをMP3に変換してみませんか?
      (栗田 直久) -2004. 9. 6-


 パソコンがあり、ハードディスクに余裕があり、音楽が好きであったなら、身近にある音楽CDを 「MP3」データに変換して、自分のパソコンの中に音楽ライブラリィを作ってみませんか。 変換手順も慣れると簡単であり、私は一時期、CDレンタルショップに足繁く通い、随分多くの音楽 (MP3)を作成しました。

 「MP3」とは正式名称は、「MPEG Audio Layer-3」です。 MP3のすごいところは圧縮率で、WAVEファイルを128ビットレートで圧縮すると約1/11のサイズになり、 80ビットレートだと約1/18のサイズになることです。 音楽CDからWAVEファイルでパソコンに取り込むと一曲で約50MBになってしまいます。 これをMP3にすると3〜5MBほどになります。サイズは小さくなりますが、音はほとんど劣化しません。 この仕組みは、人間が聞き取れない音をカットして圧縮するため気がつかないのです。 一般的には圧縮はCDクォリティの音質と呼ばれる128ビットレートの選択を推奨していますが、 私は音質よりも圧縮率を優先してCD並クォリティの音質と呼ばれる80ビットレートを採用しました。

「MP3」データを自分のパソコンで聴く以外の主たる利用目的は次の通りである。
  1. パソコンに収納した「MP3」音楽ライブラリィからUSBを通して携帯プレイヤーへ複写し、 外出時に音楽を聴く。特に、聴きながらのウォーキングは楽しい。
  2. 「MP3」音楽ライブラリィから200曲〜300曲を抽出してCD−Rに書き込み、他のパソコンで楽しむ。 私の勤務時代、職場のパソコンでよく聴いていました。
  3. スクリーンセーバーに「MP3」音楽を設定し、BGMとしてで楽しむ。 ただし、音楽設定できるスクリーンセーバーは少ないので注意して下さい。

「MP3」データを作る手順は次の通りである。
  1. 音楽CDから、WAVEファイルを作成する。(リッパーと呼ばれる)
  2. WAVEファイルからMP3ファイルに変換する。(エンコーダと呼ばれる)
 数多くあるソフトの中で、私が使用しているのはフリーソフトである。 これらソフトだけで「MP3」データが出来ますので興味を持った方は試行してみませんか?

リッパー===> CD2WAV32(フリーソフト)

エンコーダ===> CDex(フリーソフト)

MP3プレーヤー===> MP3CDR(フリーソフト)

MP3タグ編集===> ID3EDIT(フリーソフト)

レコード・カセットテープからの変換作成

 CDプレーヤー、レコードプレーヤー、カセットプレーヤー等の出力端子をサウンドカードを接続すれば、 それら機器のアナログ音楽をデジタル音楽(WAVEフォーマット)に変換して、 HDDに書き込む事が出来ます。 しかし、パソコンの中は雑音の巣箱なので、使用しているパソコンでうまく取り込む場合もあるが、 雑音を拾ってしまう場合もあります。 そして、USB接続のオーディオ・インターフェースを使えば、変換処理を雑音の多いパソコン外 で行うので雑音を減らし高音質のデジタル録音が可能となると聞き、 Roland製のUA−30を購入しました。
 接続は各機器の出力端子からのコードをUA−30のLINE IN に接続するだけです。 CDプレーヤー・カセットプレーヤーの場合で、出力端子が付いていない場合は、 その機器のイヤホーンジャックを利用します。 また、ここで使うCDはCopyガードが施してあるものを指し、 デジタル→デジタルが出来ないので、アナログ→デジタルで変換するのである。
 LINE OUTはパソコン用スピーカーの入力端子と接続すれば、ノートブックのスピーカーは使わないで、 外部スピーカーを利用する事が出来、音質の向上が図れます。

Roland製のUA−30オーディオ・インターフェース

    前面像

    後面像

レコード等からWAVEデータへ変換
     UA−30の添付品であったSyntrillium製Cool Edit Pro LEは 利用価値が高いソフトである。私は添付品として入手できたが、無ければ購入してでも入手したい ソフトである。
     Cool Editを起動して、レコード、CD、カセット音楽が始まる前に録音を開始して、 演奏が終了した時に停止させます。 そして、波形を見ながら1曲分づつ範囲を指定して任意のディスクに書込みます。
WAVEデータの編集
     Cool Editを起動して、WAVEの波形を見て、ノイズ的な波形があれば、その部分の 演奏を聴いて波形を修正したり、曲間を無声にして、1曲毎に切取りながら任意のディスクに、 任意の名前を付けながら記録する。この作業が終了した時のWAVEデータ群が、CD音楽から WAVEに変換した時に作ったものと同じである。
          ↓

    部分を選択して、その部分を拡大する。
          ↓

    拡大、縮小は画面の下側にあるボタンを利用します。 そして、範囲指定と拡大ボタンでの表示を何回か繰り返し、 適正な波形を表示させてノイズの波形を修正します。
    修正方法は数多くありますが、一番多く使うのは、ノイズであろう波形を含む範囲を選択して、 その部分をサイレンス化してしまう方法です。 丁寧に修正する時は、修正したい部分を上記図のように最大または最大近くまで拡大し、 波形上の点をドラッグしながら上下に移動して波形を修正する方法で行います。
    (了)