BSアンテナを設置して思うこと
   (栗田 直久) -2005. 2. 8-


 最近、石田君とメールの交信、時には電話で親交を深めています。 今月、BSアンテナの設置で苦労した話を書き綴ったところ、

「BSアンテナの設置取り付け顛末記の詳細な「ITについて語ろう」を楽しみにしています。 計器を使わずにの作業となれば、ご夫婦一緒の息ならぬ声を合わせ掛け合っての作業で ご苦労もされたでしょうがそれにも増して楽しかった思いも多かったことと察します。 今後は土地柄、塩害対策が加わってきますね。 これが思ったより手のかかる難物です。いずれお試しください。」

 との返信メールがありました。 このテーマを「ITについて語ろう」に掲載するつもりは毛頭ありませんでしたが、 ちょっとした事でも楽しみにしている友がいることが嬉しくて書き上げました。

 我が家で衛星放送を見始めたのは1994年からである。 この年に購入したアンテナは室内外兼用でしたが、 外にアンテナを設置しないで室内に置いて内緒で利用して、 1ケ月945円を節約していました。 その為、雨戸を閉めた夕方以降は見られなくなっていましたが我慢できました。

 ところが、1991年から使用していた29インチTVが故障したため、 1999年に34インチTVに買換えて現在に至っています。 このTVもBSチューナーを内蔵していたのですが、 今まで使っていたアンテナを接続しても映りませんでした。 実際は仰角がいい加減で 方向位置の探し方が悪かっただけでしたが、 てっきり原因は購入したTV側のチューナーが悪いためだと思い込んでしまい放置していました。 それからの衛星放送を見なくなってからの期間は3年くらいだと思っていましたが、 実際は5年半にもなっていました。

 しかし、数年前から衛星放送で興味ある番組が時々放映されているので、 見られるようにして欲しいと家内からの強い要望がありましたが、 私はTVを買換えないと駄目だと思い込んでいました。 今年になって、BSアナログチューナーを内蔵しているDVDレコーダーを購入したので、 屋外用のBSアンテナも新調して 再度 家内がいつも見ている居間の34インチTVに接続してみて、 映らなかった場合はDVDレコーダーに接続するつもりでいました。

 最近のBSアンテナはBSアナログばかりでなく、 BSデジタルハイビジョン、110度CSデジタルにも対応しているので、 このアンテナは2011年にBSアナログが廃止になっても他用途で使えると思います。 そして、家電屋の話では「BSアンテナの取り付けを依頼すると基本取付料が1万円、 工事内容によっては基本料+アルファになります」との説明がありましたが、 アンテナには取付用金具と同軸ケーブル20mがセットになっていましたので、 経費を節約して自分で取り付ける事にしました。

 BSアンテナを付属の取付用金具で二階のベランダの格子に固定し、 二階に置いてあったTVと最近購入したDVDレコーダーをベランダに持ち込んだので、 アンテナの向きのポイントを見つけるまでは四苦八苦しましたが、 TV画面を見ながら調整できたので予想していたより簡単に方向位置を見つけることが出来ました。

 設置のコツは、地域によって決まっている仰角(水平面と衛星方向とがなす角度)を最初に固定し、 次に南西間を水平に少しずつ移動させていけばポイントが見つかります。 仰角はアンテナに明示されていますので、自分の地域の角度に傾けて固定するだけです。 そして、アンテナを固定できた段階で、 同軸ケーブルをBSチューナーが悪いと判断していた階下にある家内が見ている本命のTVに接続したところ 綺麗に映りました。この時の気持ちは嬉しかった反面、自分の馬鹿さに呆れていました。

 ベランダにTVとDVDレコーダーを置いている今なら 簡単にアンテナの方向位置を見つけられるので、 10年前から使っていて、5年前に購入したTVで試した室内外兼用アンテナを押入れの奥から取り出して、 間違っていた仰角の位置で固定してあった仰角を修正して試してみたところ、 このアンテナもはっきりと映し出すことが確認できました。 改めて自分のおっちょくちょいの大馬鹿さを痛感しましたが、 急遽20mの同軸ケーブルを買い求めに家電屋に走りました。 そして、このアンテナも室外用として2階のベランダに置いて、 1階の北側に位置する私の仕事部屋まで同軸ケーブルを配線して、 DVDレコーダーに接続してBSチューナーを活用することにしました。

 二つのアンテナの方向調整をしながら、 ついつい長い時間ベランダにいた為、 翌日は鼻水が出て、風邪をひいてしまった様です。 これは、正常だったTVを使えないと早合点してしまった私の判断ミスに対する罰だったかも知れません。 そして、呆れていた家内へは長い間 放置していたことを謝るばかりでした。

 現在の我が家にはTV4台(BSアナログ内蔵1台)、ビデオデッキ1台、 DVDレコーダー(BSアナログ内蔵)がありますが、 現状態のまま使用できるのはアナログ放送が廃止される2011年 7月迄らしいです。 この年は我々の年齢が70才の古希にあたります。

 この年までに、これらアナグロTVをデジタルTVに買換えるか、 デジタルチューナーを購入して接続しなければTVが見られなくなるそうです。 現在、少しずつデジタル放送エリアが拡大していますが、茨城県はまだホストとなるNHKだけです。 最近は、ハイビジョンTV、液晶TV、プラズマTVで迷い、 その上 デジタル地上波、BSデジタル衛星放送、CSディジタル衛星放送など メーカーの商戦は激しく、我々には何が正解なのか分かりません。

 また、2011年 7月にアナログ放送が廃止される対応が国民に浸透していなくて、 その時期までにハードを切り替えることが出来ない人が多く出てしまうので、 アナログ放送の廃止が延期せざるを得ないだろうと噂が飛び交っています。 我々も常にアンテナを張っていないと最新の情報についていけなくなってしまいます。 (了)


2005. 2. 9  沼田 吉治君からメール

 家でのBSアンテナの取付では、最初の時には勤務先から借りてきた 計測器みたいな物をアンテナに取りつけて電波方向を見つけたのですが、 昨年BSデジタルアンテナに取り替えた時には、やはり仰角などを 地域にセットして 後の微調整は、下の階の家内と怒鳴りあって位置を 決めた事を思い出しました。(了)