パソコンのトラブルは突然やって来る
      (栗田 直久) -2004. 9.15-
              -2004.10. 3- 追記


 2004年 9月 8日、私がいつも使っているノートブック型パソコン(SONY PCG-FX55G/BP)が 電源を投入しても立ち上がらなくなってしまいました。 その原因は、私が馬鹿な行為をした事に起因していることだと知っています。

 最近、毎日4-5通の怪しげなメールを受信しています。 石田君も沼田君もそのような状況だと申していました。 そこで、インターネットで怪しげなメール[NETSKY]を検索した結果、 [Winlogon.exe]をいじるらしいことが判明した。

 私のPCの Windows フォルダの中を調べた結果、[System32]、[Prefetch]、 [Service Pack Files\i386]の3箇所にありました。 こういう時に出てくるのが私の好奇心。 駄目だったら戻すつもりで[Winlogon.exe]を[WinlogonX.exe]と Rename して見ました。 その途端、私のパソコンは、電源投入により WindowsXP のロゴを表示する直前で、 最初の電源投入時に戻ってしまい、この処理を繰り返すだけで、 二度とたちあがることはありませんでした。

 Rename で元の名前に出来れば元の状態に戻ると知りながら出来ないつらさ、 後悔するばかりで対処法が直ぐには浮かんできませんでした。 もう1台持っている 1998. 5. 4 に購入したデスクトップ型パソコンは、 Windows98 のオペレーティングCDと起動フロッピイがあった為、 何回もHDDディスクを初期化してからの修復経験はしていましたが、 今回のノートブックパソコンの修復は 2001. 8.30 に購入して以来、 初めての経験だったので焦りました。

 マニュアルの指示通り、最初にシステム リカバリ CD-ROM の1枚目を入れて、 電源を入れ、[Ctrl]+[Alt]を押しながら[Delete]を2回押すなど試みました。 そして、「フォーマットしてリカバリ」を選んだことにより、 Cドライブだけをフォーマットして、CDを読み始めたので一安心。 その後、指示通りシステム リカバリ の2枚目を読み込み、再起動して各種設定を完了。 次にアプリケーション リカバリ を読み込んで、色々なソフトをインストールして、完了後に再起動。 最後に付属の Office XP Personal プレインストールパッケージで Excel、Word、Ootlook をインストールして、PC購入時の状態に復旧しました。この時のOSはWindoes Me でした。

 Windows XP へのアップグレードキットを持っていたので、続けて作業。 XPでは認められない10個位のアプリケーションを順番に削除して、 いよいよXPへのアップデート CD-ROM を入れ、 プロダクトキーの入力要求になりました。 しかし、ファースト ステップ ガイド に貼っていたラベルを見て愕然。 ラベルの一部が破れていて、XK4VX-GMY24-?????-??FMR-B7JTR と ? の7文字部分が失われている。 入力出来なければ、ここから先へは進めず、残念ですが、 Windows XP へのアップグレードはあきらめるしかありませんでした。

 OSは暫くは Windows Me で行こうと決断しました。 そして、Windows XP へのアップグレードする段階で10個位のアプリケーションを削除してしまったので、 システム リカバリからの修復処理を再度行い、Windows Me のパソコンとして完成しました。 そして、ノートブック用にusbで接続する60GBの外部HDDが認識されていない事に気づき唖然。 このDiskには「MP3音楽」・「アルバム写真」・「デジカメ写真」を約50GB位収納していました。 後で、このDiskをフォーマットし直す事で認識されましたが、 記録してあったデータはフォーマットした事で全て消えてしまいました。

 「MP3音楽」・「アルバム写真」・「デジカメ写真」は別のデスクトップパソコンの外部HDDにも 記録していたので、これらHDDをノートブックパソコンに接続し、 再度、認識し直した60GBのHDDに複写し直しました。 50GB分のデータともなると複写する時間は十数時間になるので、 2分割して、2日間はパソコンの徹夜作業でした。その間の私は勿論、就寝です。 そして、昼間は数多く持っている色々なソフトのインストールに明け暮れました。

 今回のトラブルは悪い事だけでなく、メリットも何点かありました。
  1. ブロードバンドの速度が向上しました。 何故速くなったのか分からないで、ただ結果が速くなったのである。 12Mbps のモデム使用での ADSL 接続ですが、 トラブル前の Windows XPでの最速の値が 3.4 Mbps であったのが、 Windows Me での計測では 6.2 Mbps になっているのである。 ただし、「Windows 98/Me はブロードバンドに向いていません。 Windows のアップグレードも検討して下さい。」 とのメッセージは気になりますが無視しています。

  2. 最近の沼田君からのメールで、「ウイルスバスター2004をインストールしてから パソコンの動きがとても遅くなりました。」との情報がありました。 私もパソコン立ち上げ時の異常と思える遅さは体験していましたが、 その原因がウイルスバスター2004を使っていた為とは気が付きませんでした。 そこで、「他のウイルス対策ソフトと同じかそれ以上の機能で、なんと言っても軽い、 それでこの価格(1,980円)、大変満足しています。」と評価されている SOURCENEXT の ウィルスセキュリティ2004 を使ってみました。確かに動きが軽くなり、電源投入からの 立ち上げ時間では、常駐ソフト起動前迄で1分強、全て立ち上げる迄で2分強になり、 遅いと感じなくなりました。

  3. 「通常の方法ではコピーできない Windows の入っているハードディスクを、 丸ごと1つのイメージファイルとして保存。いつでも簡単に復元することができるので、 快調な状態のハードディスクを保存しておけば、いつでも元通りにすることができます。」 とのソフト(Acronis TrueImage Personal)を持っていながら、 トラブル前のハードディスクを保存して置かなかった事は大失敗でした。 実際は数回、保存(2GB 位になる)はしたのですが、復元の機会がなかった事と、 他の作業で大量にディスクが必要になった事が重なって消去してしまったのである。 この機会に、このソフトでの復元を試したくて、 Windows が入っているCドライブ(10GB)全体を保存し、 保存したデータ(圧縮されて2GB位)からの復元をして見ました。 初めて経験したこの作業で、保存時の状態へ戻りました。 「保存したデータを消去しなければよかった」・・・後の祭りとはこのことですね。


2004.10. 3 再度、Windows XP へOSのバージョンアップ

 Windows XP を使っていて Windows ME に戻り 20日ほど使ってみて、 Windows ME になった為に次のようなデメリットが生じている事を痛切に体験しました。

  1. 個々のアプリケーションのたちあがりが遅い。 例えば、Htmlファイル、Excelファイルをダブルクリックしてから、 中身が表示するまで時間がかかり、フリーズしたのかな と心配することが度々ありました。

  2. 同時に3、4本のアプリケーションを開くと、リソース不足となり フリーズ(パソコンが固まり、応答しなくなる)する事が多かった。

  3. ちょっと大きい量のhtmlを開いて 訂正、追記して、 保存する際に「メモリー不足」が出て、保存できないことを何度も経験しました。
 最近になって ME を使っている私のパソコンは、 不具合、重い、止まる等の症状が多くなってきて、腹が立ってきました。 また、雑誌などの記事も XP ばかりで、ME に関するものは少なくなりました。 これから長くパソコンと付き合うことを考えた時、 Windows XP にした方がいい。・・・が私の結論でした。

 そもそも、 Windows XP にアップグレードが出来なかった原因は、 プロダクトキーが記載されていたラベルの一部が破れ、 その破片を紛失したのがプロダクトキーの一部の欠落となったことでした。 プロダクトキーを教えてくれる事を期待して、 アップグレードCD等を発送してきたセンターに電話したのですが、既にこのセンターの電話は閉鎖済み。 そこで、他の連絡先を調べようとパソコン関係の書類を探していたところ、 書類の間にラベルの破損らしきものが貼りついていたので、 元のラベルの破損部分と照合したところピタリと一致。神・仏に感謝。

 早速、重要データを退避して Windows XP へのアップグレードを開始。 午前11時頃から始まり、Windows XP となり、 一部アプリケーションの再インストールが完了したのは午後6時頃であった。 この段階の Windows XP は2年前の状態である。 それから現在までには、数多くの更新パッチがあった筈である。 最新のOSにする為、この更新パッチのダウンロードを試みたが、 夜になるとインターネット回線が著しく混むせいか、不成功の連続。 でも、翌日になると、昨夜の失敗が嘘のように簡単に作業が終了しました。

 最近 「Windows XP SP2」(SPは Service Pack の略) が話題になっています。 セキュリティ関連を強化したもので正式名称は 「Windows XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載」 と言うらしい。 「無料だからという軽いノリでインストールすると痛い目に遭う可能性もある」 といわれていますが、 過去分の修正の必要がなくなるので、私は「SP2」への更新に挑戦しました。

 「SP2」へ更新する為にダウンロードするファイルのサイズは 250MB 以上なので、 ダウンロードして、アップデートするまでの時間は2、3時間を要しました。 「SP1」が Windows XP の補足修正プログラムだったのに対し、 「SP2」は次期OSの暫定版に近いもので、 先月末から今月に発売するパソコンから「SP2」を搭載する予定らしいです。

 「Windows XP SP2」にしたばかりであるが、困るような問題は発生していません。 そして、Windows ME になってのメリットだと記述したブロードバンドの速度は現在の Windows XP でも 同程度の速度を保ち、パソコンの起動時間は約 1分30秒で常駐ソフトの内、最初のウィルスセキュリティ を読み込み(※1)、最後のセキュリティアドバイザーを読み込んだ(※2)のは約 3分30秒であり、ちょっと長くなりました。
   今回のトラブルを体験した事で施した対策は次の二点である。
  1. 快調な状態のハードディスクを保存しておけば、いつでも元通りにすることができるソフトを信じて、 時々 Windows の入っているハードディスクを保存しています。 ただ、Windows ME の時の保存量は 2GB であったが、Windows XP では 4GB と2倍になったのは不思議である。

  2. セキュリティアドバイザーを常駐させ、PCの起動時にWindows診断、Office診断、Internet Explorer診断、 Outlook Express診断、ウィルス対策診断などを自動点検し、 安全でない状態になっていた場合はそれらを修正できるようにした。(了)


※1・・・ウィルスセキュリティを読み込んだ時の表示画面


※2・・・左画面はセキュリティアドバイザーを読み込んだ時の表示で、すべてが緑表示であれば正常。 赤表示が出た場合はその項目をクリックして、右画面を表示させて修正ボタンの押下で更新する。