蓬莱橋「大井川」
      (栗田 直久) -2003.11. 1-


 私は小学5年生の3学期から父親が亡くなった中学2年生の1学期までの3年間、 静岡県の島田市に住んでいた経験があります。 そこは父が勤めていた日清紡績の社宅であり、大井川がすぐ近くを流れていて、 歩いて数分の場所に世界一長い木造橋として有名な「蓬莱橋(ほうらいばし)」がありました。 しかし、その頃の私はそんな有名な橋とは知りませんでした。

 右の写真は小学6年生の夏に「蓬莱橋」から降りた河川敷で、遊び仲間と一緒に撮ったものです。 この写真は集合写真を除いたスナップ写真の中で一番若い時に撮影した貴重な1枚です。 同じ社宅に住んでいた池田君(左端)、福田君(中央)、私(右端)の3人組で、 夏休みにはこの橋の2/3位渡った途中から河川敷に下りて水遊びをしていました。 その頃の我々はこの橋を「一銭橋」と呼んでいたように有料の橋であったと思いますがが、 私にはお金を払った記憶がありません。 子供は無料であったのか、子供の知恵による抜け道方法を知っていたのでしょう。

 インターネットでこの 蓬莱橋 を調べると、
「島田市にある蓬莱橋は、明治12年に大井川に架けられた橋で、 木造の橋では日本一の長さを誇っています。 さらに、平成9年12月30日付けで「木造歩道橋として世界一の長さ(897m)」とギネスに認定されました。 NHK大河ドラマ「花の乱」のタイトルに使用されるなど、時代劇などの撮影にも利用され、 観光スポットとなっています。 また、全国唯一の木造賃取り橋(平成15年4月〜大人100円、子供10円)としても有名です。」
と載っていました。

 私の思い出であるこの橋をもう一度渡ってみたいと思っています。 子供の時はこの橋を渡り切った経験はありませんでしたが、 対岸にはお茶畑で有名な「牧の原」が広がっているようです。

 最近、京都に住む辻井敏彦君のホームページ 「京都嵐山・嵯峨野の散歩道」 を拝見するたびに表示される「渡月橋」が、私には「蓬莱橋」を思い出させてくれます。(了)