愛犬との別れ
   (栗田 直久) -2005. 1. 7-



 愛犬「コロ」が我が家にやって来たのは昭和61年 4月。 それから18年 9ヶ月、喜怒哀楽を共に過ごしてきましたが12月29日の未明、黄泉の国へ旅立ちました。 眠るように息を引き取ったので、死亡時刻は特定できず 深夜 2:00 〜 5:00 の間のことでした。 この日は未明から雪が降り続き、日中は雪と霙(ミゾレ)が降ったり止んだりして寒い一日になりました。

 この半年の老衰は著しく、日々 後足が弱くなっていき、 立ち上がれなくなった時は痛々しく可哀相な姿でした。 前日は何回も何回も弱弱しく鳴き、抱いてあげると静かに眠るので、 午前は私、午後は家内が終始 抱いて過ごしましたが、この時に「別れを告げていた」のでしょう。 介護の殆どは家内がやっていまして、 私が抱いてあげたのはこの時が初めてのことだったので不思議な一日でした。

 犬猫の遺体はゴミ焼却場に持って行って処分することもできますが、 長年一緒に生活していた愛犬は家族の一員です。 家内はゴミ扱いにはしたくないとの一念で電話帳で調べはじめ、 何箇所かと電話で交渉していました。 焼却設備がある業者は日立市にはなく、近くではひたちなか市と水戸市にありました。 そして、10:00 頃 水戸市谷津町にある高速道路の水戸IC近くの「水戸ペットセレモニー」に依頼しました。

 11:00 頃、水戸ペットセレモニーの担当者がやって来ました。 人と同じ扱いで、担当者は礼服を着用していて、棺桶に愛犬を納め、 我々が焼香して最後のお別れをした後、引き取って行きました。 棺桶も人と同じで、蓋を閉めれば小窓もあり、 車に乗せた後は小窓を開けて、愛犬に触れて「お別れの声」をかけてあげました。

 15:30 頃、水戸ペットセレモニーの担当者がお骨を届けにやって来ました。 雪は日立市内の北側だけだったようですが、四輪駆動車に乗り換えて来てくれました。 そして、この時に経費を支払いました。

(了)