では中国語で「イヌ」は戌と表記され日常語として使われていますか? 中国語の門外漢ですが、 辞書によると「狗(コウ)」が一般的のようですね。 この文字の構成は犬の象形文字を簡素化したケモノヘンに「句」を付けた漢字で、 句は「小さい」を意味しますよ。そして身近な例に「駒」がありますね。
最後になったペット人気一番の「犬」、日本人なら誰でも知っている「犬」の正体は? これは尾を巻いて吠えている犬の姿を縦書きにした象形文字なの。 繰り返しますがこれを崩したものがケモノヘンの起源。 詳しくは漢和辞典を参照あれ! 右上の点は犬にとって大事な器官、耳を表現していると思いますよ。
ここからは英語の講義。 「犬」に当たる英語にはdog, hound, canine(発音:ケイナイン)があります。 dogの語源は不明、houndはギリシャ語、canineはラテン語が語源とされています。 Houndは「猟犬」ですが古くは「犬」の意味に使われていました。 その痕跡はダックスフント(独語Dachshund)にあります。 Canineには「犬歯= canine tooth」の意味もあります。 「犬小屋」をkennel(単語の暗記法:けん寝る小屋)と言いますがcanaineから作られた単語。 犬の音読み「ケン」とkennelの発音は偶然の一致???
Dogに関する諺を挙げて新春談義をくくりたいと思います。
Barking dogs do seldom bite(ほえる犬は滅多かまない→大言壮語する人は怖くない)、
Every dog is allowed one bite(一回かむことは許されえる→一度のミスは許される)、
Every dog has his day(誰にも一度は得意の時代がある)、
Let sleeping dogs lie(寝た子は起こすな)。
では皆さん You cannot teach an old dog new tricks(老人は新しいことになじまない)
にならぬようお互い努力しましょう。(2006-01-05)