正式には「茨城英語談話会」の解散会。 34年前の1974(昭49)秋、 恩師のS先生から「中島君、各県に英語談話会が誕生し相互研修に努め活躍しているから、 茨城にも作って見てはどうだ」とのご提案を受けた。 早速仲間と相談し県内の中学、高校、高専、大学の英語教師に働きかけ、 翌年3月S先生を顧問に会員17名の「談話会」は水戸市「ときわ荘」でスタートした (数年後会場は水戸市役所隣の水戸市市民会館へ移動)。
以来毎年3回(春、夏、冬休み)、2,3名による研究発表(その内1名は英語で発表、 それを受けて英語での質疑応答の形式は最初の十数年継続)や講演会、 4年後には会員K氏の尽力で研究会誌「茨城英語研究」の発刊に こぎつけたが 諸事情のため6号(1986)が最終号になる。 会員も徐々に増加、英語教師ばかりでなく一般社会人、 主婦、英語塾経営者など参加もあり 一時は大変な盛り上がりを見せた。
興隆の理由は単に英語学・英文学・英語教育という専門分野だけでなく、 社会的または家庭的な英語教育の研究・実践という課題も取り上げたことにあったと思う。 しかしその後色々な教育改革で先生方の多忙化、 会員の老齢化、管理職への栄転者もありここ数年来研究会にもかげりが出始めてきた。
実り少ない紙上・文書での呼びかけ、幹事の努力・労苦を見るのは辛くなって来た。 発足以来 30年余が過ぎ、一応初期の目標は達成し、 開設者の私が健在なうちにこの会に幕を降ろすのも悪くないと思うようになり昨秋 会員にはかってみた。 特別反対者もなく第95回の会合を解散会・卒業式にすることにした。 参加者は13名と少なかったが、S先生と物故者への黙祷で開会し、終始和やかなに過去を語り、 懐かしみながら水戸市駅南の某ホテルで無事33年の歴史を午後3:30に閉じることになった。
「茨城英語談話会」の種を蒔き これを刈り取ることができ、光栄と同時に一抹の寂しさを味合っている。 最後に研究誌発行に当たり 常陽銀行、労働金庫、件信用組合、川又書店、ツルヤ店等から戴いたご援助、 また会員、参加者の皆さんから寄せられたご協力に深甚なる謝意を表しながら稿を閉じます。 (2006-03-06)