切ない酒の規制 (中島 節) -2003. 9.28-
私が30年前、米国インディアナにいたとき大学周辺にレストランはあっても飲み屋、バーのないのを知った。
文京地区にこの種の店を出店することは法で禁止されているのを知りさすがアメリカと感心した。
寮でちょっと一杯やるには近くのモールに出かけ事前に仕込んでおかねばならなかった。
「郷に入っては郷に従え」に倣えバーボンを始めて口にした。
あの強烈な味、香りも飲みなれると実に美味しい手放せないウイスキーに変身した。
話し変わって次はカナダでの切ない話。
ホテルのフロントで酒屋の在り処を尋ねると直ぐ近くにあることが分かったが、
もう5時を過ぎているから閉店していますと教えられがっかりした。
カナダでは酒屋は国営で一般役所と同じ営業時間です。
また別の機会にワインを買って帰国しようと思い朝酒屋へ向かった。
モール内で場所がはっきりせず初老の女性にリカーショップはどこですかと聞くと、
「朝からアルコールを買う人には教えません」と断られた。
美味しいカナダのワインをお土産に買って東京へ帰るのだと説明すると、
ニコニコ顔になり直ぐ近くにある店を教えてくれた。
酒に対する厳しいカナダにちょっぴり感動した。
酒の自販機はやっぱり行き過ぎと思うが皆さんどう思いますか。(了)