酒の飲み方 (中島 節) -2005.11.30-


今日の朝日新聞夕刊に酒の飲み方が出ていました。
参考になると思いますので添付します。
scannerから直接送信するのは初めて。鮮明度が心配です。

※後ろに、その画像からテキストに変換した文章を掲載しました。


冬の夜はホットなお酒

酒器を育てながらの晩酌「焼酎」

 最近の焼酎ブームで、専用のグラスやサーバ ーなどを取りそろえた雑貨店も多い。中でも気 になるのが急須を平たくしたような酒器「千代 香(ぢょか)」。直径約15センチのものは、2000円 前後で購入できる。薩摩焼の千代香は、黒くど っしりとしている。使い方はとても簡単。水と 焼酎を入れて温めるだけだ。

 「焼酎と水は5対5。2、3日前から水で割 っておくと、まろみが出て飲み口がいい」と桐 木平さん。時間をおくことで、水とアルコール が完全に混ざり合うのだ。それを炭火や湯煎 (ゆせん)、遠赤外線を使った調理器で37度前 後の人肌に温める。千代香によっては直火に対 応しているものもあるが、繊細な薩摩焼は直火 に耐えないため、注意が必要だ。

 楽しんだ後の手入れは水で少しゆすぐ程度で 十分。「使い込むほどに焼酎の香りが器に染み つき、味わいが深くなっていきます」という言 葉に、思わず千代香のにおいをかいでみると、 芋焼酎独特の香りがほのかに漂ってきた。オリ ジナルの千代香を育てながら焼酎を楽しむ。自 宅で晩酌するだいご味に浸れそうだ。

「日本酒」温度による昧の違いを

 「上燗(かん)」「ぬる燗」「人肌燗」、 日本酒を温めて飲む「お燗」には、温度によ ってそれぞれ名前がつけられている。それほ ど、味が異なるという証拠。良く聞く「熱 燗」は、約50度に温めたお燗のことをいう。

 酒本来のまろやかでやさしい昧を楽しむに は、70度前後のお湯にとっくりを入れて、じ わじわと。温めるときは、湯煎がおすすめ。 2分半〜3分かけてお酒が40〜50度くらいに なったら引き上げる。沸騰したお湯に入れて 一気に加熱すると、きりっとした辛口の全く 異なる昧になる。「1瓶が、さまざまな昧を 楽しませてくれるから奥深い」と木村さん。 リラックスしたいとき、刺激を味わいとき、 気分によって温め方が選ふのが通だ。

 自宅で飲むときは、「水で割るのもいい」。 お酒8に対して2割の水を入れて加温する と、昧が薄くなるどころか、さらに丸みが増 すという、翌日にお酒が残りにくいこともう れしい。 (了)