25日快晴、A,Gさんの車に分乗し土浦北インターを7時30分出発。 途中日立中央、阿武隈高原で小休憩し五色湖に向かった。 助手席の旅はまばゆいほどの緑、残雪に輝く山、 のどかな田園風景などを気侭に眺められまことに快適である。
11時ごろ毘沙門沼に到着。
小学生、大人の団体や個人客で展望台周辺はやや混雑して いた。
岸辺には満開の山桜、八重桜、紺碧色の沼、新緑の樹林、その奥にどっしりと磐梯山。
ここで1時間半大自然を堪能しながらシャッターを切る。
国民休暇村の食堂は停電のため休業、結局近くのセブンイレブンで各自好みの弁当を買い込み中瀬沼に移動。
ここは撮影ポイントとして有名だそうだが私は始めて。
なるほど展望台に登ると見事な風景が横たわっていた。 絵葉書のような美しい沼、樹林、磐梯山を見下ろし、一流レストランにいる錯覚をおぼえながら昼飯をとる。 心ゆくまでカメラに風景を収め3時少し前、沼から1キロくらいの宿にチェックイン。 それから3部屋に分かれ一息入れ、4時の夕景撮りに備えた。 私の部屋ではその間「ふなぐち」でちょっと喉を潤した。
宿のオーナーは秋元湖を予定していたが風が出てきたから山に変更しますと言って、
西吾妻スカイバレーを飛ばした。2,3箇所に停車、
オーナーの指導・助言を頂きながら新緑の樹林、萌え出したばかりのブナ(林)、
満開の山桜などを撮影した。
楽しみにしていた日没光景も6時頃になると雲がほとんどなくなり物足らない写真となってしまった。
道に慣れている、いや性格のせいかオーナーの運転はいつも手荒く、スピードを上げて7時過ぎ宿に戻った。
8時から例によって奥さん手作りの美味しい西洋料理、地酒を傾けながら賞味。 オーナーにお願いし夕食後40分ほど最近撮った傑作をスライドで鑑賞させて頂く。
翌日は3時半起床。準備出来次第出発ということで4時前に宿を離れた。
人気の全くない道を突っ走り連れて行かれたところは小野川湖(?)。
先客2,3名。薄暗い湖畔で撮影の準備。フラッシュライトをかばんに置き忘れてきたのが悔やまれる。
次第に空、湖面が明るくなってくるとあちこちからシャッターを切る音が響いてくる。
茜色の雲、静かな日の出、静寂の世界。ここの情景はまた格別である。
1時間あまりここでねばったであろう。次は砂利道を走り小さな池に急いだ。 霧が立ちこめ、樹林から顔出す日の出に間に合う。幻想的な朝景色。 持参したフィルムに限界が見えてきたのでシャッター切りは控えめにした。 そしてまた次の沼に移動。昨年秋に来た民有地である。沼の名前を聞いたが教えてくれない。 許可証の付いた罠跡があったので何をとるのか尋ねると、この辺には熊が出没すると言う。
すっかり明るくなってから宿に戻る。 荷物を部屋に置き直ぐ食堂に下り7時からの朝食になった。 紅茶、コーヒー、牛乳、パンはお代わり自由。 このときわ私を含め3、4名がオーナーからフィルムを譲ってもらいこの日の撮影に備えた。
8時半チェックアウトし2台の車を連ね小野 川湖上流の不動滝に向かった。
かなりきつい145段の階段を登りきって滝に出る。豪快に落下する滝。
足場が悪く思うようになかなか撮れない。太陽が漏れ出ると虹が立つが場所とチャンスが微妙。
1時間ほどでここを引き上げ、車で30分の達沢不動滝へ移動。
20名ほどの写真グループ、その他個人客で賑わっていた。
前の滝に比べると規模は小さく見劣りする。
幸運にも滝の脇の社ではお祭りの最中、ドブッロクを客に振舞っていた。 懐かしいドブロク、ほんの盃一杯だけだったが、すきっ腹であったのでことのほか美味しかった。
中の沢温泉郷に戻り昼食にありついたときは1時近くになっていた。 この後隣の旅館に移り、ゆっくり温泉に浸かり骨休みすることにした。 入湯料500円、客は私たちだけ。ひなびた旅館ではあったが明礬・硫黄温泉の掛け流し露天風呂。 底には硫黄が分厚く沈殿している久し振りの思いがけない本物温泉だっただけに全員大喜び。
車中に硫黄の香りをプンプンさせ意気揚々6時に帰宅できた。 前日、日没を撮りに行ったとき自分で摘んだ蕗のとう、横竹をお土産に。 でもこの山菜取りの時、PLフィルターと袋を落としてきてしまったので実に高価なお土産になってしまった。
Aさん、Gさんの安全運転に感謝しつつペンを置く。(2005-6-5)