頭でわかってたって


 楽しかった。楽しかったんだよ。本当にね。 そんなつもりで電話かけたんじゃなかったから。だから余計に。 財布がすっからかんになったって、笑ってられた。

 私にそんな態度をとる資格ないのはわかってる。 でも、でもね。あからさますぎた。自分の置かれてる場所が そんなもんなんだって。我が身がいたたまれなくて、 自分が情けなくなって。泣くつもりなんかなかった。なかったのに。

 あぁ、ホントにコユこと平気でしちゃう、出来ちゃう人なんだな、って。 頭ではわかってたけど。心臓にズンときた。 ごめんね。私は平気でいられないや。平気でいなきゃ、って思ったけど、 我慢できなかった。笑い飛ばせるほど強くなかった。 それだけ、自分がどういう存在なのかって、思いたくなかったんだと思う。 何かしら少しでも特別でありたいと願う気持ちは、自分の存在理由を 確認するために、必要だと。でも其れは結局私を甘やかすだけに 過ぎなくて。在るべき自分を思いしるには、味わってはいけないモノ だったのかも。

 もっと、私を甘やかせて突き落として、弱らせてください。 そうしたら少しは楽になったりするのかも。 それでもきっとまだ、貴方を求めるような気がします。 私は狂っています、おそらく。

 何がしたくて、何を思って、どう思わせようとして、 こんな文章を書いているのか、なんて。理由なんてありません。 自己確認です、多分。こうやって言葉にしていかないと、 うまく自分に入ってこない。記録として。 貴方に伝えようとして書いている部分もあります。 なんだか、もう、よくわかんない。

 どこが好きなの、って訊かれても、考えても、 なんにもでてこない。ほかの人に言ったってわかってもらえるわけない。 二人だけの時間が欲しいから、だから。 何考えてるんかなぁ、って、それ考えてるだけでなんか楽しいから。 一緒に歌うのが楽しいから。楽しいから、嬉しいから。それだけ。

 私が、弱いだけ。

 今、貴方の名前が私の目の前に無いのが、全ての答え。




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手紙 BBS




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