渇き


 乾燥。喉の渇き。目の痛み。そして、ゴミ。よく見たら虫。臨終。

 朝の思わぬ寒さに、軽く当惑し、全然整理しきれてない服を 引っ張り出す。週末にしようと思っていたことは幾つかあったが、 何も出来てない。空はもう秋の色。西に傾く陽射しの色は次第に 色を増し、足早に訪れる夕暮れに追われるように家路を急ぐのは 鳥の群れ。

 間隔をあけて歩くその後ろ姿を、当然であるかのように見る。 所詮私はその位置にしか居ることは出来ないのだから。 近寄れば自分の場所を失うことになる。近寄りたいけれど、 そう出来ないもどかしさと諦め。

 忠実な犬にはなれないしなりたくない。それでも 傍にいられる犬のほうが私なんかよりもヨイのかもしれない。 見えない紐でつながれて。

 空袋だけが思い出になる。

 基準を低いレベルで設定しておかなければ、 何かで凹んだときに苦しすぎるから。意地なのかなぁ、とも思ったが、 ソレともなんだか微妙に異なるようで。不用意に高望みした後の、 落とされっぷりはそれはもう目もあてられなくて。だからもう。 たまに、そう、たまにね、愚痴が一気に零れて、情けなくなる程度。 口を荒らしてみたって、爪の先で弾き飛ばされる。

 少し、苛々しすぎる。 1回休み。 ←猿人すごろく

本日の一枚:椎名林檎/絶頂集




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