銀杏


 ガラス越しの陽射しは心地よすぎて困る。 寝不足の私には少々酷だ。

 銀杏の葉は輝かんばかりの金色になり、眩しいほど。 一瞬にして色がくすんでアスファルトの上。そう、絨毯みたいに。 金色の小さき鳥のかたちして、頭をよぎる。舞い落ちる。

 コスメ家計簿が好きだった。 それまであまり興味を持たなかった化粧品がズラズラと列記され、 高いのから安いのから。スゴイナーと思っていた。 同じ香水を持っている、と、それだけで少し嬉しかったりした。

 満月と薄曇りで流れる星は見えなかった。

 時間は進んでいく。一時停止になんてならない。 私の気持ちは立ち止まりたくても立ち止まらせてもらえなくて 早送りだとかコマ送りだとかそんな感じである。

 お久しぶり。元気そうで嬉しい。

 酔っ払ってると普段回らない方向に頭が回ったりして 何を口走るかよくわからなくなるのでスリリング。 酔うために飲むだなんてみっともないのだけれど。 ひとつの背徳、罰みたいな感覚がある、自分の中では。

 それでも一日中。

本日の一枚:UA / 泥棒




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