予報


 あんなにも目に鮮やかな秋の風景も透かしとるほど鋭くなる空気、 風。陽が差さなくなると途端周りに冬の重い薄暗さがやってくる。 きっちりと閉ざされた薄鼠色の雲からそのうち冷たい雨が降る。 そういう予報だった。

 優先順位というものが自然に決まっているから、 邪魔された、とは思わなかった。その逆になっていた。 勘が鈍っちゃだめだ!と必死になっていた。

 磁石みたいな。電磁石とどっちがいいか考えた。 難しい。なんか本当にちっぽけなこだわりだけど、だから余計に。

 他人に言葉を向けるほど、自分の非道さを思い知る。 とんでもなく自分勝手だ。もっと優しくなりたいんだ。

 目を背けてしまうのか、それともそれに順応しようとするのか。 はたまた、気にしないようにするのか、といい加減な選択肢。

 それにしても昔(といってもたかだか1、2年ほど前)は 何かの勘違いで自分のあらゆる感情を表に出していくのが 良いことのように思っていた。みっともない。 中途半端に居丈高な言葉を遣ったり。何がしたかった。 どうなりたかった、私。多分、違うレールに乗りたかっただけ。 自分に不相応な。

 好きなバンド、一人脱退。悲しくなる。なんでこの一年で 脱退が立て続けに。

 前髪、切らないと。職場の集合写真を撮るという。

本日の一枚:Grapevine / another sky




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