何が一番失礼って、私のしていることが一番失礼なのは承知。
ポーズをとって悩む振りをしたって矢印はいつもそっちを向いている。
それをよくわかっている。だから「どうするの」なんて
馬鹿らしい馬鹿にした質問にももじもじと正座なんかしてみたわけだ。
でも、それは申し訳ないほどに自分の望んだことであって、
これから先を見て行こうか、なんて数週間前に
嗚咽するほど悩んで嘆いて悲しんだことなんて。
指先でピンとはじく。はじかれた。
変わる、変えるチャンスだったのだ、と。
無理に自分でそう思おうとした。周りもそれを勧めた。
けれど結局私がそう思い切れなかった、だけ。
ひどく裏切り者だと言われた。多分これからも。
それを私は、えへへと意味がわからないかのように笑うだけ。
甘い香りの汗が私を麻痺させる。
わざと目を瞑ってバランスを失いたがる。
自分の存在価値なんて自分で気付けるわけがない。
一日一日生きていることに意味を持たせなければならないわけもない。
失望絶望の仕組み。
映画の日、キューティーハニーを観た。翌日は水曜だったので
下妻物語を観た。ジャスコ。
箱は変わらなかった。でもその中に入っているものが
もしかしたら変わったのかもしれない。
最近の一冊: 玄侑宗久 対談集/ 多生の縁