理屈


 なんだかんだと普通に時間は過ぎている。 結構あっけない。そんでもってあんまり変わらない。

 次ということがなくなっただけ。それだけなんだった。 色々余計なことを考えすぎていたっぽい。 あれだけの時間をかけて私は変な理屈ばかり思うようになった。

 そうやって自分を納得させようとしているのは いやでもわかる。みじめったらしいと思う。

 梅雨はどっかに行ってしまって先走った夏の空が其処にある。 薄紫かかった空色はどんどんと青さを増していく。 日差しの強さを見ただけで肌がちりちりと音をたてる幻覚。 身体の中心から熱がしみでるよう。 窓の外に繁る緑はざわざわと高くなり視界いっぱいに広がる。 苦手だけれどそう嫌いでもない夏。 西瓜は甘くて美味しかった。

 理想的なかたちというものがなんとなくあって、 そうなれたらよかったのにと勝手に思っていたけれど。 それが本当にいいのかどうかわからなかったし おそらく無理だったろうからこうなった、のだと。

 自己暗示自己嫌悪自己欺瞞自己顕示事後承諾。

 さっき別の部屋に台車を取りに行ったらそこの部屋の男の子に プロ野球チップス第二弾をもらった。 西武の外人選手だった。知らない人なので反応しようがなく。

 なにがよかったかなんてどの時点で思うかで 驚くほど変わってくるから、だから、結局自分騙し。

 友達が女児出産の報あり。 あらゆる意味で素敵な人間になるだろうと思う。

最近の一枚:クレイジーケンバンド / グランツーリズモ




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