空気と液体


 えぇと空メールが送れないって泣いてたヤツですが、 くろひょうさん ながちさんからご指南いただきました。ありがとうございます。 お陰でスパンスパンと空メールが送れるようになりました。 このご恩一生忘れま・・・。←自信がない模様。

 十五夜、十六夜、立待月と月が綺麗なので、 少しだけ幻想的な気分になってみる。庭の虫もよく鳴いているようだ。 母が昨日は弱っていて一日中寝ていたのだが、一日中虫の声を 聴きながら寝ていて、幾分元気になった、と喜んでいた。 コオロギだけでなくカネタタキの声も聞こえるようになった。 本格的な秋の到来を思わせる。夜の空気がまだ半袖の腕を やんわりと刺激する。この冷たさが心地よい。 朝夕に自転車で走ると、寒い、と一瞬思う、あの感覚が好きだ。 夏の生ぬるい空気は私には合わない。あのだらりと緩みきった 汗ばんだ人肌を思わせる大きな空気の塊が肌を舐める感触は どうも慣れない。肌をさらりと滑るこの時期の空気と、 鋭く突き刺す冬の空気が好きだ。

 夕飯が肉だったので、今日も赤ワインが開けられた。 香りはフルーティで甘く、それほど飲み口は甘くもなく、 口の中に甘さは残らない。父は渋い深いものが好みなので、 今日のワインはあまり好きじゃない、とぼやいていたが、 私は嫌いではなかった。口に入れたときに、ふんわりと ココナツにも似た甘さが鼻をついた。今日は4人で1本という 換算になるが、ほとんど飲んだのは私と父だ。母はアルコールに 滅法弱く、姉は勉強をするから、と1杯しか口にしなかった。 ワインの前に淡麗を空けていた私は今日も酔っ払ってしまい、 友達と上機嫌に電話したあと、3時間半ほど寝てしまったようだ。 目が覚めて、抜けきってないアルコールのニオイと、自分の 吐く息に酔いながら階下に行き、氷をこれでもかと入れたコップに 水を注ぐ。氷の軋む音を聞きながら、その透明な液体を喉に流し込む。 食道を通って行く冷たい感触を味わい、体内のアルコールを 薄めていく。氷がキュル、とも、ピシ、ともつかない音を発して 閉じ込めていた小さな空気を外界へと放していく。 溶けてゆく氷と浮き上がる微細な泡。コップの表面は結露し、 小さな水滴で曇り硝子のようだ。そんないつもは 気にも留めないようなことを次々と思いつきながら、 夜を過ごしていく。本読みも思いのほか長続きしそうだ。

本日の一枚:でかけてないのでナシ

BGM:庭の虫の音

キリ番、変番、意味ナシ番、なんでもGET情報受付中



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