霧の中僕は夢を見た霧の中に僕はいた 僕は知っていた 霧がとても深い事を そして恐ろしい事を・・・ 知っていた 霧が日の光さえさえぎり僕の影さえ消してしまう事を 思い出す事さえ拒んでいた 深い霧に怯えながら 動く事さえ 嗚咽する事さえ出来ずに壊れていった自分の姿を 僕は知っていた・・・ 夢から覚めて気が付いた 僕が今何処に居るのかと言う事を 〜fin〜 愛の形愛していると君が言ったその言葉にうそは無かった 愛していると僕は言った その言葉にうそは無かった 好きと愛には違いがある 人の愛にも違いがある 僕は愛を君に求めた 君は僕に愛をくれた すべてを奉げる僕の愛と すべてじゃない君の愛 愛に形は無い 〜fin〜 少しの勇気覚えているかな何時か君にした話を 昔好きだった人に振られたとき心凍てつかせ 人を愛せなくなったと言った事を 辛かったんだ 信じる事が出来なかった そして本当に愛する事に怯えていたんだ 今度は君に振られたね 愛してると言ってくれる気持ちが解らなかった でもね、西に居る友が言ってくれたんだ 真実を見ろ、辛いけど頑張ろうって いつまでも下を見ていたらしばきに行くぞって 北の友が言ってくれたんだ 時間も必要だよって 頑張ってねって 近くの友が言ってくれたんだ ギターを持って遊びに行くよって もう一人の友が言ってくれたんだ 遊んでいるギターをあげようって 古い友が言ってくれたんだ たまには帰っておいでって 昔心を凍てつかせ信じられなくなった愛が 少しだけ僕に勇気をくれたんだ 僕は愛されているんだね まだ歩けないかもしれないけど 前を見るよ 真実と向き合うよ 振られちゃったけど 君が思い出させてくれた 今も愛しているよ だから心から有難う 〜fin〜 はじめの一歩いつまでも前に進めない僕の背中を君はそっと やさしく押してくれた 暖かかった その肌 髪 唇 乳房君のすべてが そっとやさしく押してくれた 僕は穏やかだよ 不思議なほどに 僕は笑っているよ 心から こんな気持ちになれるとは思わなかった 裸の僕をそっと抱きしめた後 君は僕の背中を押した 君が送ってくれた歌を 僕は忘れないよ ふたりの愛は形を変えてしまったけれど 少しだけすれ違ってしまったけれど 愛は終わらないね 想いは終わらないね みんなの愛を噛み締めて 立ちすくむ 僕の背中を押してくれたのは君の愛 そして少しよろめきながら 僕ははじめの一歩を踏みだした 〜fin〜 片思い僕は何をすればいい 何が出来るのだろう寂しさをこらえて ひとりで生きていくには辛い しかし生きていくしかない どうして人は生きるのか 何のために生きるのか それを見つけるために生きるのか 生きていけるのか 僕は何をすればいい 何が出来るのだろうか 彼は優しいかい 彼は素敵かい 君はいつか僕を愛してくれたように 彼を愛するのだろう 僕はそれを感じながら 君を見ている 僕に出来る事 それは見つめている事 ひとり寂しさをこらえながら 生きること なぜ? 理由は僕の片思い 〜fin〜 忘れ物この数ヶ月間 僕は君に色々な言葉を語り掛けたすべてが本当の事だった でもね ひとつ僕には抜けているものがあった やっと判ったよ 納得した 一つ欠けたパズルが ようやく見つかった 君が言っていた事も みんなが言っていた事も これですべてが繋がった 小学校の入学式 記念撮影をした時に 僕は癲癇によるひきつけを起こした それと同時に みんなが持っている物を 無くしてしまったんだ 生まれた時から決まっていた事なのかもしれない 僕は家族の暖かさ 大切さを知らない 君だけではないんだ 真剣に付き合うたび かならず こんな形で終わっていく 君に惹かれた理由もわかった 人との接し方や愛し方に惹かれたのだと思う なぜなら 君には家族の匂いがするから みんながぼくらは結婚するのだろうと思っていた そう言った理由もそこにあるのだと思う 君の居る場所に僕が居ると 家族になってしまう それが心地よかった でも大切さが判らなかった 他に好きな人が出来ても 君は一番大切な人だろう そう言った理由はこれだったんだ 君に最後のお願いをしたのを覚えているかい? なぜあんな事を言ったのか 判らなかった 本能なのだろう 家族を作ろうとするための 今ならわかる でも少し気づくのが遅かったようだ 僕はあのレストランで食事を取ってから まだ何も食べていない 行く病院を間違えたようだ 僕は精神が逝っている様だ 仕事も出来る状態ではない 状況の把握が出来ないんだ 7キロ痩せた そう言ってからまた体重は減っている 僕にはもう力が残っていない 勇気も無い 相手を探す気力も無い 仕事さえ・・・ 家族 残された僕の希望は 最後の願いが叶うかどうかだけなのかもしれない 〜fin〜 チャーリーに花束を昨日 僕はひとつの物語を読んだ呆けた主人公がある手術をうける 彼は少しづつ天才へと変わっていく それまでの彼は とても幸せな人間だった ただ知能が後れているということを除いては 彼の変貌はまわりの環境さえ変えてしまう そして彼は最後に壊れてしまう 僕はそこまで頭の良い人間ではない 呆けてはいないし 多少の知恵もある でも孤独だ・・・心配してくれる友はいる 僕は人間 お願いだ そんな目をしないでおくれ 僕は愛する事を知っている 平凡な人間だ これから変わり行くすべてに どう対処すればいい それが判らないだけ 怖いだけ それでも僕をそんな目で見るのなら 僕の変わりに チャーリーに花束を上げてくれ ちゃんと生きて行くさ 孤独と戦いながら 〜fin〜 決意僕は今日ある決意をしたまだ愛していると言ってくれる彼女 しかし彼女には彼がいる 僕も彼もお互いを知っている 僕は確かに別れてしまった でも何の気後れも必要無い事に 今気がついた そう僕はまだ彼女を愛してる 過大評価なんて何もしていない ありのままの彼女を愛してる 彼も愛していると言った 多分本当だろう でも付き合っているのが彼でも 僕は他人でも 彼女を愛しているのに間違い無い それなら 彼女を幸せにする事を夢見て 喜ぶ顔を想像して 持った一つの夢を 全うして見よう 口だけでなく 行動で そして彼女を奪い返す もちろん彼女は物じゃない 一人の人間だ 後は僕が彼女にふさわしい人間になっているか 彼女を振り向かせるだけの力があるのか それを確かめるだけ 力の限り ぼろぼろになっても良いじゃないか 挫けたって良いじゃないか それがたとえ叶わなかったとしても 彼女を想い 出来あがった夢はつかむ事が出来る それがどう言う結果になろうとも 僕は 死ぬまで彼女を愛している 決して諦めない それは僕に残った最後の たったひとつの大切なプライド 意地 夢が叶わなかったとしても それは僕を変えてくれるだろう 本当の男として 一人の人間として これは二度と変わらぬ 固い決意 信じる心が僕の愛だから 〜fin〜 |
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