鬼嫁の言い訳


私の旦那は長男である
それも一人息子の一人っ子

結婚相手としては一番嫌われるタイプかもしれない
結婚前も今でも、「一人っ子です」と言うと、とても気の毒そうに、「大変ねぇ」 とよく言われる

よく、一人息子だとマザコンとか、子離れできていないとか聞くけど、それは一人っ子に限ったことではない

幸いなことに、義母は息子(旦那)を、あまり干渉しないで育ててきたようだ
それは多分夫婦仲がいいせいだと思う
夫をある程度頼り、息子に過度な期待をしないでいるように思う

男兄弟二人でも、兄の方に過大な期待をしている母だっているし・・・
だから一人息子はマザコンとは言い切れないと私は思っている
男の人って基本的にマザコンだと思うし、それは母親想いの息子が多いということである

鬼嫁&悪妻の私としては、旦那が一人っ子で本当に良かったと思っている
一人息子の利点は、嫁同士の競い合いもなく、盆暮れに集まる小姑もいないので、自由に過ごせられる
それでどんどん鬼嫁になっていくのだけど・・・(笑)

私が鬼嫁でいるのには訳がある
随分自分勝手な言い訳だとは思うけど・・・

結婚して間もない頃、隣のおばあちゃんが亡くなったと義母から聞き、私はてっきりいつも見かけるおばあさんだと思って、「あんなに元気そうだったのに」と言った
ところが、そのおばあさんにはまだお姑さんがいて、そのお姑さんが亡くなったと言うのだ

私はその時初めて、「親の面倒を見るってこういうことなんだ」と愕然とした
隣のおばあちゃん、つまりお嫁さんだってもう60歳は越えていただろう
お姑さんが90いくつだったと言うし・・・
私もその年までお姑さんに仕えるのか? と考えてしまったのだ

それならせめて両親が元気なうちは私は自由にやらせてもらうぞと心に誓ったのである
まぁ もともと良い嫁になろうとは思っていなかったし、なれるはずもなかったんだけど・・・

第一、嫁という言葉も嫌いだし、(鬼嫁はちょっと気に入ってるんだけどね)
私は旦那と結婚したんであって、この家に嫁に来た訳じゃないと思っている
私は結婚してから努力という言葉と遠ざかっている
無理はしないことにしている
どうせ長いつき合いになるのなら、ありのままの私を見てもらおうと・・・
出来ないことは出来ない、今はそれでいいと思っている 

お義父さん、お義母さん、もう少し許してね
そのうちきっとよく働くやさしい鬼嫁になるから・・・ なれるばすだから・・・
なろうとは思っているから・・・ 

だからどうか長生きしてね