徹底検証 パパの過去を暴け!


うちのパパは、知り合った当初から、過去のこと、つまり昔の女性関係のことは一切話さなかった。
そういう話題になると、貝のように口を閉ざし、しつこく聞いても、「忘れた!」だの、「なんもない!」だの、しらばっくれるばかりだった。


パパの友達からも、「あいつは遊んでいた」という情報は聞いたが、詳しいことは腫れ物にさわるかのように、口を閉ざしていた。

唯一、ちょっと口の軽い友達から、みんなで初日の出を見に行くドライブに、女の子を連れてきたという未確認情報は聞いた。 未確認なのは、その友人が、「しまった!」という顔をしたかと思うと、それっきり口を閉ざしてしまったからだ。
もちろんパパに聞いても、答えは返ってこなかった。 未だに真相は闇の中である。


昔の写真を見ても、証拠は何一つ見あたらない。
「これは絶対何もないな」 と思えるようなのしか、女の子の写真は残していない。
でも明らかに、処分しているのはわかる。
だって抜けているページがあるから。(笑)


初めは、言わないって事は色々と悪いことでもしたに違いないと思っていたのだが、結婚してだんだんパパの性格がわかってきたら、口うるさいし、細かいことをうだうだ言うし、人の失敗を、傷口に塩をすり込む上に、忘れた頃にまた責める。
これはモテなかったかも? なーんて思えてきた。


そこでパパに、「実はモテなかったんでしょ?」 と言ってみた。
結婚して2年ほど経っていただろうか?
パパはちょっとびっくりしたように、「なんで?」と私に聞き返したので、
「だって性格悪いし、とてもモテたと思えないもん」 と答えた。
するとパパは、プライドが傷ついたのか、貝の口がパックリと・・・ 
「そんなことないよ、あれも、これも女の子からもらった物だし・・・」と、スラスラとしゃべり始めた。 
あるわあるわ。 しかもそのどれもが、私と結婚する前からよく身につけていたものばかりだったのだ
腕時計や、ヴィトンのキーケース、ピエールカルダンのネクタイピン・カウスボタン一式、名刺ホルダー、ジバンシーのライター、洋服・・・
私も気に入っていたし、結婚してからは借りたりもしていたものばかりだった。
そしてちょうどその時、パパの服を着ていた私に、
「お前が今、着てるのももらったよ」だって。
その服は半袖だった。クリスマスやバレンタインに半袖は贈らない。パパの誕生日は秋だ。ということは、イベントに関係なく物をもらっていたのか?


ショックというよりあきれてしまった。 それと共に、おかしくなって笑ってしまった。
貝のように堅く閉ざした口も、モテなかったと思われるのは相当嫌だったようである。これは大きな発見だった。


そしてもう一つわかったことがある。
私が一番貢いでいない! ということが・・・