−独身時代編−
独身時代に住んでいたマンションには、様々な間違い電話やいたずら電話がありました
いくつかをご紹介します

中川さん?
前にこの番号を使っていた人なのか、よく似た番号なのか、この「中川さん?」 と言う電話には困りました
というのは、かかってくるときはいつも朝の4時頃が多かったのです
こっちも寝ぼけているので、怒ることもできず、後で電話があったことが夢だったのでは・・・と勘違いしそうになりました

けんやくんいますか?
これは傑作だった
夕方、若い女の人の声で、「けんやくんいますか?」
意味不明だったので、「はい?」 と聞くと、
ちょっと怒った口調になって、「けんやくんいますかぁ?」
そしてまた、「はぁ?」 と聞くと、
さらに怒って、「けんやくんいますかぁぁ?」
ここでやっと私は気が付いた
彼氏か、意中の人にかけたら若い女の声(笑)
そりゃあ怒るよねぇ
あとでその人たちがもめてはいけないとやっと思い、(もうちょっと早く気付いてやれよぉ)(笑)
「あの〜どちらにおかけですか?」 と言ったら
恥ずかしそうに「すみません」と言って電話をお切りになりました
後で友達に話したら、「今けんやくん、お醤油買いに言ってるのってぐらい言えば良かったのにぃ」なんて言われました
私にはとてもそんなことは言えないよぉ

組の者やけどなぁ
これは怖かった
その日は友達と飲みに行って、夜中の2時頃帰宅した直後だった
このタイミングがただでさえ怖いのに、怖そうなおじさんの声で、
「組のモンやけどなぁ」
ひょえ〜 と思いながら、「はい」 と言うとその男はしゃべり始めた
組の者なんて言われたら仕返しとかが怖くてとりあえず聞くしかなかった
内容はたしかこんな感じだった
私の近所のスーパーで私を見かけて後を付けて、お風呂に入っている写真をとってそれを飲屋街で売っているらしいのだ
たしかにスーパーでよく見かける変な人はいたのでもしやと思って聞いていたけど、
私のマンションのお風呂はユニットバスで窓がない、天井からのぞくのもおそらく無理だろうと気付いた時やっと
「あの〜何番におかけですか?」と言ったらすぐに切れた
しばらくは仕返しが怖かったけど大丈夫だった

これは番外編
OL時代の上司(女性)の家にかかってきたいたずら電話の話
これは実に定番なんだけど、
「あなたが着替えているところを見ましたよ」 って言う電話
その上司はさすが40代の年の功で、
「それでどうだった?綺麗だった?」と言うとすぐに切れたらしい
ちなみにその上司はとてもよく太っていた(笑)
いたずら電話なんて、一人暮らしの人にかけてるのかと思っていたけどそうでもないみたいですね
結婚後も様々な電話がありました

「お母さん、迎えに来て!」
ある雨の日の午後、小学生の低学年くらいの男の子の声でした
電話に出るなり、
「お母さん、迎えに来て」 ガチャ
間違えてるよと言う暇もなくすぐに切ってしまわれました
雨の中まだお母さんを待ってるのかなぁ
公衆電話からだったけど、もう一枚10円持ってるのかなぁ
きっと後でお母さんに泣きながら怒るんだろうなぁ
間違ってかけたとは知らないで・・・
やたら後々まで気になる間違い電話でした
次の雨の日、同じ声でまた電話が・・・
男の子が言い終わる前に、
「ボク、間違えてるよぉ」 って急いで言いました(笑)
よかったよかった

お主は死ぬ
これは今までで一番気持ち悪かった
それは初めての出産予定日があと一週間にせまった大晦日
電話に出たらいきなり、
「おぬしは死ぬ!」
それだけ言って切れた
だだでさえ初めての出産におびえているときに何て事を・・・
高校生みたいな若い女の子の声だった
きっと電話番号を間違えたんだよねぇ
でももしかしたら私って誰かに恨まれてる?
真っ先に旦那に身に覚えがないか問いつめました(笑)

エッチな電話
独身の時もそういう電話はよくあったけど、結婚してもあるとは・・・
「テレホン○○しない?」
そう言ってなにやらハァーハァー聞こえてきた
ちょうどその時に長男が、「おばあちゃんから?」 と言って電話に出たがったので、 「うん」 と言って渡してみた
何も知らない長男は、「もしもしおばあちゃん?」
電話はすぐに切れました

これは今もよくある間違い電話
おばあちゃんかおばちゃんなのか・・・
間違えても謝りもしない
多分いつも同じ人だ
身内か親戚にかけてるらしく、いきなり用件に入る
それで間違えたのに気付くといきなり切る
今度は絶対怒鳴ってやろうと手ぐすね引いて待ってるんだけど・・・
なかなか言えない
そんなことをするおばちゃんに限って、
「このごろの若い子は・・・」 なーんて言うのよね

おばちゃんとの対決
やっとこの日が来た
何度も間違い電話をかけてきては、謝らずに切ってしまうおばちゃんとの対決が・・・
この日もいきなり、「ああ、昨日○○見たか?」(多分テレビ番組のことだと思うけど・・・)
今日こそ決着をつけてやるぞととっさに思った私は、
ちょっと怒ったような声で、「もしもしぃ?」 (もちろんちょっと大きな声)
そう言っただけなのに、おばちゃんは切ってしまった
まだ言わなくちゃいけないことがあったのに・・・
お説教の一つでもしたかったのに・・・
でもそのおばちゃんは切りながら言った
「あぁ、ごめん」
その言葉は決して丁寧なものではなかったし、「ごめん」の "ん"が、
終わるか終わらないかのうちに切ってしまった
たった数秒の出来事だった
でも私の心の中に妙な達成感が沸き上がるのを感じた
あの絶対謝りそうになかったおばちゃんを、たった一言で謝らせることができたのだから・・・
きっと私の「もしもしぃ?」って言葉に今までの怒りがこもったのね
ちなみにそれからプッツリとそのおばちゃんからの間違い電話はなくなりました
もし、また間違えてかけてきたら今度は聞いてみたい
一体どこにかけていたのか、そんなに似ている番号だったのか・・・

ありがた迷惑な人
これは義母のお姉さんのことなので、大きな声では言えないのですが・・・
長女を生んだあたりからひんぱんに義母に電話してくるようになって、
家では電話をとるのはほぼ私と決まっているので、いつも取り次がなければならないのだけど、
どうもいつもタイミングが悪い
旦那が気を利かせて朝寝坊させてくれた朝とか、ちょっと横になろうってなった直後とか、お昼寝中の子供を起こされたりとか・・・
そしてそのおばさんはいつも決まってこう言う
「産後は休んどかないとだめよ」
「何もしないでごろごろしなさいよ」
「寝ておかないとだめよ」
あんたからの電話がなかったらそうできるんだよぉ!!