パパはニセ子煩悩?

長男が生まれたとき、パパはとても喜びました
私にはどう見ても「宮地社長」 (つまりおじいさんみたいな顔) にしか見えない我が子を、「俺に似て男前だ」と言っていたし・・・
あっという間に長男のファーストキスを奪い、顔を近づけてはよく匂いをかいでいました(笑)
入院中にお祝いに来てくれた私の友人は、赤ちゃんの匂いをかぐパパがよほど印象的だったらしく、今でもその話題は時々でます
そしてその光景が、「子煩悩」に映ったようなのです
あまりの溺愛ぶりに私の母が、「パパから赤ちゃんを引き離すことはできないから、実家に帰ってくるのはやめなさい」と言ったほどです
そして結局私は産後の里帰りをすることなく、家に残ることにしたのです

はたしてパパの子煩悩ぶりは・・・
退院してからもあの溺愛ぶりは続きました
長男のお風呂の担当はパパがすすんで名乗りでて、おむつ交換はもちろんのこと、着替えやおむつの洗濯、そして夜中の授乳も必ず一緒に起きてくれたのです

「なんてよいパパぶり」と思ったのはいつまでだったかなぁ
少しずつ子煩悩ぶりがなくなっていったのはいつ頃だったのかなぁ
お風呂の担当だけは続けていたものの、「こんないい旦那はいない」と恩にきせる発言が出始めたあたりからかなぁ

それから月日が流れて・・・
思えば長女が生まれたあたりから子煩悩とは呼べなくなりました
絶対認めてくれなかった私と子供だけの里帰りは、独身貴族を楽しめることに味を占めてからは楽しみにさえしているようです
今ではすっかり私の頭からは「子煩悩」という言葉は消え去り、その代わりと言っては何ですが、「ニセ子煩悩」と呼ばずにはいられません