下の子はのびのび育つ

ある雨上がりの朝、幼稚園に長男を送っていくと、園庭に大きな水たまりがありました。
子供は水たまりが大好きです。
長靴を履いていた長男は、それでも恐る恐る水たまりを踏んでいきます。
長靴の中が濡れるのを嫌う長男は慎重です。
それを見ていた長女も水たまりに近づいていく・・・

その日長女は長靴を履いてはいませんでした。
さらに、いつも履いている靴を前日パパの車に乗せたままになっていたので、仕方なく洗い立ての靴を履かせていたのです。
「ダメだよ。その靴ぬれたらもう靴ないよ。お迎えの時困るよ」
私がそう言ったところで長女はやめるはずもありません。
もう水たまりに入りたくて仕方がないのだから・・・ 
気分はもうすっかりどう入っていこうかを考えているようでした。
それに気づいた長男の担任の先生が、「○○ちゃん靴ぬれるよー。 あ゛あ゛あ゛ー」
先生の言葉も届かず、長女はゆっくりとつま先を水に入れたかと思うと、あとは一気に靴全部がすっぽりと見えなくなるまで入っていきました。
私はしばらくの間呆然としました。
でも長女のうれしそうな、そして何とも言えない達成感のような笑顔を見たとき、「また洗えばいっか」と思いました。

でもこれが長男の時はそうではなかったのです。
長男がこのくらいの時は、泣いてでも抱きかかえてその場を去ったに違いありません。
実際にそうしてきました(^^;)
でも私は今そのことをとても後悔しています。
長女は気が強くて私が怒っても動じません。
泣き叫び暴れまくり、何十分、もしかしたら何時間もそれが続くかと思うとそっちの方が面倒くさいと感じるのです。
長男の欲求を押さえつけてしまっていたことが多かったことに改めて気がついたのです。

やっぱり下の子はのびのび育つね。
初めての子供って、自分のペースに子供を合わせてしまっていたように思います。
子供のペースになるのをさけていたように思います。
子供は欲求の固まりで、大人には聞き分けのない子に見えてしまっても、それが子供なんですよね。
その話を幼稚園のお母さんたちにしたところ、ほとんどのお母さんが同じようなことを言っていました。
上の子にはとてもさせられなかったことが、下の子になると「もう好きなようにやって」という風になっている。
長男ごめん。