Mirriさんの言葉。うれしかった。ぼくの詩を最初に聴いてくれた人。そう、Lag TownでTakumiさんたちに歌ったときだ。あのとき、ぼくにとてつもなく光栄な言葉をくれた人。・・・決して忘れることはない。ぼくが緊張で気絶寸前になりながら「綿の花」を歌った後、Mirriさんがかけてくれた言葉。
「あなたは将来、きっと有名な吟遊詩人となるでしょう。その最初の詩を聴いた私たちは幸せです。」
・・・ぼくは言葉が出なかった。そして挨拶もそこそこに、逃げるようにLag Townを背に走り去った。

その後、ぼくの生活はすべて「詩」を中心に回っていた。街をめぐり、詩をうたい、吟遊詩人を探す日々。でもぼくには悩みがあった。自分の作った詩のリストを見ていると、影のある詩ばかりなんだ。街を回ってみんなに詩を聴いてもらう時って、暗い詩は歌えない。だから持ち歌の数よりはるかに少ない数の詩、たとえば「綿の花」とか、ちょっとおちゃらけて「ゴーストのラプソディー」とか、ちょっと気取って「空」とか。それくらいしか歌えないんだ。幸いぼくは新人だからみんな楽しく詩を聴いてくれるんだけど、たぶんすぐに限界がくる。それが恐かった。

そんなある日、ぼくの開設したばかりのこのホームページに懐かしのMirriさんからのメッセージ。「私も時々Moonglow銀行近くで詩をうたっています。」!知らなかった。Mirriさんも詩うたいだったんだ!その日ぼくはMoonglowへすっ飛んでいった。銀行の周りを走り回った。そこにいたSadaさんていうBardにも聞いてみたんだけど分からなかった。Moonglowの街灯の下で再会。んー、ロマンだ。そのあと、時間と場所を指定してもらって待ち合わせたりしたんだけど、ぼくが遅刻したり(wtf!)でなかなか逢えない。そう。思いは募るばかり。

でも逢えたのだ。ついに。折しも世の中はバレンタインムード。Moonglowの街灯の下に立つMirriさん、綺麗だった。ははは。

Mirriさんは美しい詩を歌っていた。詩をたたえる詩。「歌は残りて人を飾る」っていうフレーズが好きだって。ぼくも^^;;;;。そして二曲目に冒険者をたたえる詩。ぼくたちが何を求め、生きていくのか、考えさせられる詩。これは最高だった。この詩はみんなにも聴いて欲しいなあ。。。美しい詩。こんな詩を一人で聴けるなんて。。。

でも、本当に詩ってうたう人の数だけ世界がある。吟遊詩人たちの詩を聴くたびに、そう思う。

そして途中からpietroさんが聴衆に加わって、ぼくは「ゴーストのラプソディー」歌った。二人とも喜んでくれた。An porっていうのがこの詩のかけ声なんだよ^^;。

でもね、詩を歌った後、ぼくは悩みをうち明けた。そう。最近暗い詩しか作れないこと。そしたらね、Mirriさんが「それはよくあること。詩の作り始めのころ、誰しもがまじめにこの世界をみつめる。そうすると暗い詩しか生まれなくなる。私もそうだった。」って言ってくれた。この言葉は衝撃的だった。ぼくだけじゃなかった。Mirriさんも、そしておそらく多くの詩人さんたちが通る道だったんだ。

悩める吟遊詩人。え?そうは見えないって?ぼくのうたう暗い詩(まだ本当にうたったことはないけど。。。)は、ぼくに対する試練だ。この世界を暗くうたうのは、簡単なことなんだ。でも、ここで止まっていてはいけない。この世界、幸せだってたくさんあるはずだ。こうして人と人とがめぐり逢う幸せ。詩人は自分の中にいろんな風景を持たなくちゃ行けない。幸せな場面、そして悲しい場面。いろんな場面を歌えるようにならなくちゃ、本当の詩人にはなれない。Mirriさんとそういう話をした。

ぼくのまわりには本当にすばらしい人が多い。幸せな詩をうたえないなんて、うそだ。

・・・あのね、Mirriさんと逢えたあと、明るい詩が浮かんだ。「走れ Newbie!」。希望に燃える生まれたての冒険者に贈る詩。ぼく自身にもうたう詩。久しぶりに明るい詩ができた!

これからこの世に生まれ出るNewbieくん、生まれた瞬間となりで変なやつが歌ってるかもしれないけど、よかったらつきあってやってくれ・・・

突然だけど、ぼくは「本当のPeacemaking」スキルを身につけよう。