2000年1月〜2月の日記
1月13日
なんか非常に殺気を帯びた野郎共の視線を感じるが気のせいかな・・・
さて、日記でも書こうか・・・
<<きっかけ>>
sayakaさんから掲示板に、KrishnaちゃんとLagTownに行ったと書き込みがあった。
僕はこういう出逢いが好きだから、彼女のHPなど見に行ったら今日二人でどこかに遊びに行くらしい。これはついて行くしかない。アポ無しだが・・・
待ち合わせ場所のMoonglowの銀行で二人を待ちかまえる。集まったのは他にSingoさんとよっくんというsayakaさんの友達。
<<旅立ちの街角>>
KrishnaちゃんがよくICEで死ぬという話から目的地はICEに決定。移動はLagTownのルーンを使い、そこから徒歩ということになった。
LagTownにつくと酒場にお客が何人か来ている。その中に先日僕の歌を聴きに来てくれたDeeさんを見つける。冒険から生きて帰れたらリクエストの物語をしましょうと約束を残し、いざICEへ!
〜ICE探検はsayakaのUO日記参照〜
(誰だFringeの冒険話なんか期待してないと言ってるのは!
)
<<楽しい中に怪しい雲行>>
冒険の途中で手にしたアクセサリーを主催者のsayakaさんへのお礼の気持ちとしてプレゼントし、LagTownの酒場へ戻る。Deeさんが待っていてくれたが、おっと、なにやらKyokaさんの視線がきついぞ。約束のWillowTreeの物語を披露したり、Deeさんの歌を聴いたり、いつもの如く楽しい時間が過ぎて行くが、Kyokaさんの目が恐いのは何故だ。。。
<<壮絶なラストシーン>>
気がつくと酒場にはKyokaさんとChocolaさんとDeeさんしかいない。おぉ、黒一点のパラダーイス!!・・・のはずが酒も飲んでないのに目が座っているKyokaさんに問いつめられる
「あなた最近彼女はどうしたのよ!」
「どうしたって言われても何も変わらないよ」
「うそ!どう見てもそうは見えないわよ!」
・・・あとはChocolaさんとKyokaさんに店の隅まで追いつめられてBoxだ。
「まるでICEでFrostTrollとSnowElementalとFrostSpiderに囲まれたようだ。。。」
「誰がFrostTrollよっ!!!」
・・・以下略
確信。女性はICEのモンスターより強し。吟遊詩人の戦場は人々の憩う酒場なり。
おぉ、綺麗にまとまった。
1月24日
秘薬を求め森の奥に入っていくと、ある女性に巡り会った。
”Leyla the Wandering Healer”
読書好きなBritania市民なら一度は聞いたことのある名前だろう。そう、幼い少女の頃、Trinsicを襲ったOrcの一団に連れ去られ、その後Orcに育てられるという前代未聞の遍歴を持ち、とある商人の前に現れ語り継がれている伝説の女性。彼女を巡ってBritaniaには今までに2編の物語が語り継がれている。「Trinsic炎上」と「Orcに育てられた少女」。
あれから幾年月がたったのだろう、今では少女の面影ばかりを残す初老の女性。かつて片言の言葉しか話せなかった彼女だが、今では流暢な言葉を使いぼくにあれからの話を聞かせてくれた。
久々の物語。 「Trinsic炎上」 「Orcに育てられた少女」に続くお話。
「独りぼっちのWandering Healer」 Fringe the Lost著
前作も合わせ、聞いてみませんか?
新しい物語だが、まずはかつて「Orcに育てられた少女」を物語してくれたAllanさんに聞いてもらいたい。それでKyokaさんがAllanさんをLagTownに呼んでくれた。Vesperでは例のTroll騒ぎで皆散り散りになったので今回は一人でTownに行った。
おそれ多くもKyokaさんの歌を前座にいただき(そういえばこの前は僕がKyokaさんの前座だったか)語り部の元祖にして自称LeylaファンであるAllanさんの前でこの物語をするのはさすがに緊張した。しかし昨日Ranちゃんの前で一回練習しておいたので良かった。
物語を終えChocolaさん達の拍手を浴びBardとして至福の時をしばし堪能した後、Allanさんから「物語は面白いけれどLeylaファンとしては複雑な気持ちだね」との感想。確かに僕が会ったLeylaは初老のWandering Healerで、すでに過去の物語の様な少女ではない。ぼくは彼女の現在までの経過を物語にしたつもりなのだがそこには僕の感性が入り、当然だが万人が好むものにはなり得ない。
Allanさんにはこういう率直な意見を聞きたかったので感想は心して聞いた。KyokaさんはこのLeylaが好きだと言ってくれたし、まさに聞く人によって様々な反響がありそうだ。
でも僕が何より不安だったのがBritaniaに語り継がれている有名な物語の続きをこの僕が作っても良かったのか?ということ。
この悩みにAllanさんはすぐに「もちろんいいんだよ」と答えてくれた。
「今までにも沢山の物語が作られてきた。その中で本物だけが語り継がれ今も残っている。君は自由に君の物語を作ればいい。善し悪しを選ぶのはそれを聞く人だ」と。
これを聞いて胸のつかえがとれた。今までに物語を作ってきたBritaniaの語り部達と僕と何の違いがあろう。彼らは彼らの時代の物語を書物として残した。でも今日のBritaniaの物語を作るのは今日を生きるAllanさんや僕の仕事だ。物語を後代へ残すか否かを選択をしてくれるのは聞き手達だ。
しかしさすが語り部の元祖だけのことはある。言うことが違うね。Kyokaさんの男を見る目は確かだ。
KyokaさんがAllanさんの隣に座って「いいわねえ、シ・ン・サ・ク」とAllanさんをチクチクいじめ始めた酒場を後に晴れやかな気分で家路についた。来て良かった。
僕は多少のブーイングに耐えられるだけの図太さを備え、もうしばらくここで歌や物語を作ろう。
とりあえずこの物語は、いきなり「3作目」を掲げるのではなく「Leyla外伝」くらいのスタンスにしてみようか・・・
というわけで題名修正
「独りぼっちのWandering Healer」改め
「Leyla外伝 〜独りぼっちのWandering Healer〜」
・・・こっちのほうがかっちょいいな(笑
1月30日
ふと足をLagTownに向ける。酒場に入るとKrishnaちゃんがいる。話を聞くと、彼女は今宵を最後にしばらく(場合によってはずっと)Britaniaには訪れないとのこと。
とうとうこの日は来てしまった。ぼくは何をしたら良いのか分からぬまま彼女を引っ張って、何度か行動を共にしたVesperの連中のところに行った。共に遊んだり歌ったりしたMerryちゃんやYokoさんRanちゃん達と銀行前で会うことができて良かった。
別れを惜しむ皆を残し、Kyokaさんの出すゲートでLagTownに戻る。ぼくは彼女のエスコート役。酒場にはChocolaさん達がいた。なんとなく席につく。Kyokaさんも戻ってきてカウンターに付く。いつものごとくおしゃべりに花が咲く、、という分けでもなく、酒場はしばし静かな時間が過ぎていく。ぼくはKrishnaちゃんや姉のMirriさんとのいろいろな思い出が次々と浮かび(例えば出逢いは去年の2月頃)、一つ一つ話したくなった。
静かな酒場でぼくの声だけが妙に響く・・・・
「ぼくが初めてLagTownに来たときの事、覚えてますか?」
・・・みんな静かにぼくの話を聞いてくれる・・・
「Mirriさんの前で、ぼくはBritaniaで最初の歌を歌ったんです」
・・・時の流れをさかのぼり、美しい思い出が蘇る・・・
「あの時Mirriさんの励ましの言葉に支えられてぼくは歌うたいになれ・・・」
その時だ。いきなり酒場の扉がバタンと開き、でかい歌声と共に白衣の男が現れた!
「♪たたかう〜ために えらばれ〜た
ソールジャー! ソォ〜ルジャ〜〜!
バイオマ〜〜ン!!♪」
だ〜〜〜〜〜!! なんだそりゃ〜! TT
たった今、目の前で流れていた美しい一刻が豪快なバイオマンのテーマで・・・
思わず元Wrestler Kyokaさんの拳に力が入り、男を見る目に殺意がみなぎる
男の名はIsha-kun。この日記では初登場だが最近LagTownに出没する医者(*プレイヤーも医者*)。周りの唖然とした雰囲気もどこ吹く風。
Isha-kun:「ん?Fringeくん どして泣いてるの?」
・・・ほっといてくれ
と、そんな見事な展開でしみじみとした酒場は一転してむちゃくちゃ明るいおしゃべりに埋め尽くされ、みんなでKrishnaちゃんを囲んでワイワイ騒ぎながら彼女のBritania最後の夜は更けていったのであった。
(*なお、乱入してきた歌う豪傑Isha-kunが、先日僕の心を揺り動かしたあの語り部Allanさんの別キャラだという認めたくない事実はこの日記を読んだ君とぼくだけの秘密だ。*)
Mirriさんとのいろんな話はまたどこかで書いてみようかな。
×月×日 男と女のBritania物語
(フィクション。つまりバーチャルの物語。)
登場人物:男と女(「女」は「彼女」の親友)
話中人物:彼女、娘
(彼らは長い間Britaniaを共に生き抜いた仲間だった)
(銀行前での他愛もない話の途中から)
男: ・・・はどうするのさ?
女: あれは私の愛の巣に仮置きしてるだけだもん。すぐ壊すよ。
男: え?愛の巣?
女: そう
男: だれの?
女: 私の
男: なになに?どしたの?
女: みにくる?
男: おお、行くよ行くよ
(女の出すGateで、とあるSH前に出る)
女: ここが私の家だよ
(家の中は素敵に飾られている。机と棚に薔薇が一本ずつ生けてある。机の上の薔薇には女の名、棚の上の薔薇にはおそらく女の恋人らしい男性の名が見える)
男: へぇ、まさに愛の巣だな
女: これが彼の花、そしてこれが私の
男: ほうほう
女: 並べて飾るんだ。もうちょっとしたらね。
男: もうちょっとしたら?・・・そうなんだ、知らなかったよ。そりゃめでたいな。
女: うん
男: 彼女も君の相手が決まって喜んでるだろ?
女: 彼女の結婚相手も決まった
女: 私たちの相手はみんな決まったよ
男(狼狽):・・・・へ、へえ、彼女の相手は誰だあ?
女: あんたには関係ないじゃん
男: 教えてくれたっていいじゃないか
女: 自分で聞けば?
男: あ、ああ。そうするよ
女: あんたは
男: え?
女: もう結婚するの? あの娘と
男: さあ・・・考えたことなかっ・・・
女(男が話し終わらないうち): 相変わらずひどい人だね
女: 期待させるだけさせといて知らんぷり
女: だから彼女はあんたに会わないって決めたんだよ
男: そう・・・
女: 今は口もききたくないみたい
女: 悲しくなるんだってさ
男: ・・・
女: まっ、私には関係ないけどね
(沈黙)
男: とりあえず今は帰るよ
男: 素敵な 家に招待してくれてありがとう
女: うん
(男の帰り際)
女: あんたも幸せにね
(去っていく男の後ろ姿に)
女: ・・・またいつかあんたの死ぬとこ見たいな・・・