2000年5月の日記

特別編: Zorn兄貴 Siege Perilousを行く


5月22日:

今Felucca Vesperの宿屋でこの日記を書いている。宿屋の周りは Trollと Orc達が取り巻いている。近くに味方になりそうな奴はいない。したがって今外には出られない。

Asukaの宝石屋"The Simmering Jewels"を飛び出し、Siege Perilousに流れ着いたのは、幸か不幸か世界にルネッサンスの起きる前だった。おかげで革命の起きちまった今、まわりの木々は枯れ果て、辺りは殺伐としている。噂ではこの世界の裏にTrammelって名のパラダイスがあるらしいが、そこへ行く為の特別な石はモンスター達が持っている。とてもじゃないが小蛇の毒で昇天しちまう今の俺には手に入るしろものじゃない。もう少しここで力を蓄えなきゃならないようだ。

金がない。木を切ろうが布を織ろうがこっちの店員は見向きもしない。せいぜいゲート近くでぼーっと突っ立ってる奴等を望みの場所まで連れて行き小遣いを稼ぐのがいいところ。でも物価もめちゃめちゃ高いから良い道具なんてそうそう買えやしない。

だから道ばたに落ちてるものは天からの恵みだ。たとえそれが手足の生えた入れ物に入っていようとだ。今日は皮装備一式とWar Axeと木の盾を手に入れた。金は・・ちぇっ、落ちてなかったよ。
おっと、野暮なことは言わないでくれ。ヘッドレスでさえ逃げなきゃならない俺にとって、今生きる方法はこれしかないんだ。

またいつかここに俺の日記を書くことがあるだろう。そのとき俺の名前がまだ青いままかどうか、今はわからない。でもできる限り純粋に生きていこうと思っているよ。

5月23日: Zorn兄貴 Siege Perilousを行く(2)

・・・最悪だ。

この世界がこんなにLagがひどいとは知らなかった。Britain近くのMoonGateを出たところで、Timber Wolfを相手に昨日拾ったWar Axeを試し切りしていたら視界の向こうにRatmanの姿が見えた。
MoonGateはGuard圏内だ。駆け込めばGuardが助けてくれる。そう思いゲートの方に走り出すが、あと3歩だというのにまるで進まない。1分ほど経ったろうか。気がつくと、そこは灰色の世界だった。

親切にも通りがかりのArcherが「おれは蘇生はできない。だが付いてこい。町まで案内してやる。」と言ってくれるのだが、Lagがひどく、彼の後を付いて行けない。彼は追いすがるリザードやラットマンを必死に避けながら「何してる!こっちだ!来い!」と叫びかけるのだが、俺の霊魂は一向に動こうとしない。

次に一歩踏み出せたとき、彼の姿はもう無かった。 そして二歩目は踏み出せなかった。

一晩だけ俺のものだった皮の鎧一式は、またきっと誰かの手に委ねられるのだろう。だれだか知らないがラッキーな奴だ。

さて、また無一文の裸一貫からやりなおしだ。でも鎧も武器も失った今、一体どうやって生きていけばいいのか?Asukaにいたころバカにしていた物乞いも、今となっては避けられない道なのか?

Asukaの青々とした木々と賑やかな町並みが懐かしい。

これまで、Feluccaで一人で生きている自分がなんとなく格好いいと思っていた。

でも今の正直な気持ち。 Trammelに行きたい・・・・

5月24日: Zorn兄貴 Siege Perilousを行く(3)

なんてこったい! ここにはTrammelが無いんだとさ! これから俺はずっとこのオークやらオーガやらが町中をうろうろする結構な世界で生きて行かなきゃならないのかい! 

ここに来る前から、ここは町中でも気が抜けないって噂で聞いてたけど、それは泥棒とか詐欺師のことだと思ってたよ。まさか銀行で荷物整理してる後ろからワニに食いつかれるなんて・・・

今幽霊でBritainの町に立ちつくしているが、Healer Houseの前でリザードとラットマンが立ち話してるじゃないか。。。

そりゃないよ。

5月25日: Zorn兄貴 Siege Perilousを行く(4)

結構続くな、この日記は・・・

悪夢のようなBritainを逃げだし、Moon gateに飛び込んでYewにたどり着く。ここにもOrc達がいるはずだが、なんとか彼らに見つからずにEnpath Abbeyまでたどり着き、一泊する。

目覚めると階上にOrcがいて俺を狙っているらしい。よし、銀行も近いことだし一丁戦ってみるか・・・
ほとんど裸の格好に拾ったクォータースタッフを握りしめ二階に上がる。

あわよくば平Orc程度なら、包帯を巻きながらなら勝てるかと思ったのだが、やはりまだ奴の方が強い。そろそろやばいな・・と思ったとき、階下から助っ人が駆けつける。ArcherのYoichだ(Player注:Yoich・・・まさか、ね・・・)。彼の援護のおかげで(というかほとんど彼がダメージを与えたのだが)なんとかOrcを倒せた。Yoichはオークからバッグを取り出して「君の取り分だ」と俺に渡し、去っていった。

バッグの中を見ると・・・なんとTrammel Stoneが入っているじゃないか!Trammelがあるならこんな恐ろしい世界とはおさらばだ!

流行る気持ちを抑え、圏外にかけだし石を埋める。石はゆっくり地面に沈み・・・夢のTrammel行きのゲートが目の前に・・・・目の前に・・・現れない。ゲートは現れなかった。期待させやがって・・・

Siege Perilousで気づいたこと

・赤ネームのヒーラーがよく野原をうろうろしている。どうやらEvil&HeroのEvil達の為らしい。

・今まで日記に書いたようにこの世界は人がとても少なく、町のモンスターは放し飼い状態である。特にBritainはひどい。ムーンゲートからBritainにたどり着くまでに軽く50匹はリザードやらラットマンやらの前を通り過ぎねばならない。かといって町についても彼らの歓迎を受けるだけだ。

・従って、最もにぎやかなのはMoonglowの町だ。ただしここでは泥棒たちもとても元気だ。

・タウンクライヤも叫んでいるが、Britainの治安が悪いためかBritish城からSerpant's Holdへゲートが開いている。Serpant's HoldではBritishを中心に何らかの会議が行われている模様。