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□■□ オススメ物の紹介です。参考にでも □■□
基本的に本人はロックが好きらしい。とは言っても音楽は大抵何でも聴く。
音楽は人の心に大きな影響を与える。日本ではまだあまり音楽を使ったカウンセリングが発達していないのは、
非常に残念なことである。特に一度は聴いていただきたい音楽といえば、やはりLUNASEAだろう。
最近にわかに邦楽ロックなるものが人気を得ているが、LUNASEAの曲をロックと言えば、
おそらく他のどの邦楽ロックもロックとは言えまい。
LUNASEAの曲とは、あまりにも深すぎるのだ。(ただしこれは本人の独断である。あしからず。)
多少宗教的な雰囲気が好きな人は、まあ別にそうでなくとも、是が非でも聴いていただきたいものだ。
最近好きになった人も、かなり昔の彼らの曲を聴いて欲しい。アルバムでいえば『IMAGE』や『EDEN』。
特に曲を挙げれば『Dejavu』や『ANUBIS』、『Providence』。
しかし忘れてはならないアルバムといえばやはり『MOTER』しかない。
このアルバムはかなりのヒットとなったから、知っている方が多いとは思うが、それにしてもこれほどの曲をよくも
生み出せたものだ。ラストを飾る『MOTER』は、私にとって、世界にとって永遠たるべき曲といっても
なんら差し支えないないだろう。まさに名曲。邦楽はもっぱらLUNASEAばかり聴くため、
他にオススメできるものはスピッツくらい。
クラッシックは昔からヨハン。ヨハン・シュトラウス。三拍子のリズムがなんとも言えない。
『皇帝円舞曲』や『ウィーンの森の物語』がオススメ。
カントリーも小学生のころはよく聴いていたが、最近はめっきり聴かなくなってしまった。
好きなのだが、当時レコードで聴いていたためか、今更CDで聴く気がしないのだ。
洋楽をいえば、まあ、GREENDAYはまだ好きだ。しかし歌の歌詞をいちいち解釈しなければ
分からないというのが嫌なので、あまり聴かない。歌詞は歌の醍醐味なのだから。
○●○国○●○
アイルランド!とにかくこの国に行きたいのである。数年前から変わらず、最も興味をそそられる国だ。
北アイルランドは宗教対立があってあまり行く気がしないが、アイルランド共和国には、
非常に心躍らされる。何より筆頭すべきはあの大自然だ。モハー断壁、バレンの滝……。
名所をあげずとも、その大地自体が自然の驚異なのだ。一見まさにバレン(不毛)の地を思わせる岩石に覆われた
場所だが、こういう大地を見ていると、やはり自然とは最も人間と遠い存在なのだと、
改めて実感させられる。(ちなみに本人が最も人間味溢れていると考える場所は都市である。)
さらに、本人がこの国を挙げる理由の一つには、何をかくそうケルト民族の存在だ。
本人は民族学が専門ではないので詳しいことは控えるが、彼らの建造物や慣習には
計り知れない神秘を感じる。屋根のない教会とやらにも一度は行ってみたい。
つぎにカナダ。妹がホームステイしたのをきっかけとして興味を持ったのだが、ナイアガラの滝は
見ないわけにはいくまい。あわよくばオーロラも。オーロラの実体が科学的には何であれ、
やはり見てみたい。他には南極とか(笑)?いや、本気で。
まあ、私はこの日本が一番好きだけどね。
●○●詩●○●
詩といえば、やはりこの人、中原中也だろう。よく声(音)の詩人だと言われているがまさにその通りである。
人間は一般的にだいたい13〜16歳の時期が最も感受性が強いとされており、事実本人もそうだった。
そのころ(14歳頃)に始めて中也氏の『汚れちまった悲しみに』を読んで非常に感銘を受けたことを
鮮明に記憶している。読む度毎に新鮮な感動を受ける詩を残した詩人はそういない。
氏の作品はリズムも素晴らしい。『修羅街挽歌』や『生ひたちの歌』、『夏』、『早春の風』など、きりがない。
そして谷川俊太郎氏。教科書に引用されている詩の中で、群を抜いて素晴らしかった記憶がある。
最近何かの本を河合隼雄氏と谷川氏、大江健三郎氏の三者が手がけていらっしゃったのだが(すごい!)、
その本の中で、河合氏が谷川氏の『みみをすます』という詩を引用なさっていた。実は本人この時までこの作品を
知らなかったのだ。しかし、立ち読み(時間つぶしに…)していたその時の感動は、言葉では言い尽くせない。
実に素晴らしかった。と同時に、今までこの詩を知らなかった自分が悔しく思われた。
この本のタイトルをすっかり忘れてしまい、現在大変困っている。何方か心当たりのある方は是非メールでご連絡ください。
余談になるかもしれないが敢えて付け加えておこう。
上に挙げた詩人のほかに、もう一人――詩人ではないが――どうしても挙げておきたい人物がいる。
河村隆一氏である。今、少し嘲った方がいるのではないか?とんでもない、彼は実に秀でた詩作家なのだ。
(彼に対しては本業が歌手ゆえ、詩人という言葉は控えさせていただく。)
歌詞を見ればその才気は分かるが、まさかこれほどまで詩才があろうとは……。
彼の処女作『出逢い〜この熱が冷めてしまう前に〜』に掲載されている、タイトルはないが素晴らしい詩の数々は、
感情の伴っていない詩人と称する詩人の作品より、よっぽど詩らしいものである。
○●○本○●○
せっかく河村氏の著作を挙げたので、引き続き氏の著作を紹介しよう。最近発行された『ガラスのメロディ』がある。
某音楽雑誌に連載されていたショートノベルスのダイジェスト版で、ベストセラーにもなった作品である。
『出逢い』でもそうだったが、彼の作品では非常に文体に特徴があって、そこが本人が惹かれる箇所だ。
だが、『出逢い』ほどの衝撃は受けなかった。単に読み手(本人)の精神的退化が起因しているのかもしれないが。
オススメなのは、やはり『出逢い』の方である。そして、なんと言っても河合隼雄氏である。ユング派心理学を
志す者なら、一度は手にしたことがあるだろうし、そうでなくとも数年前からあらゆる方面においてその名を耳にしたはずだ。
経済新聞にも最近は『世相ひとひねり』というコラムに執筆なさっている。
日本におけるユング派心理学の普及は、河合氏によるものだとみていいだろう(実際数多くの功労者がいるわけだが)。
河合氏は、ともすれば心理学の知識を持っていない人には混乱を招きそうな専門事項をも、実に明解に、
しかも納得のいくように、わかりやすく説明なさっている。心理学者や哲学者に多く見られる人間批判もなしに
むしろ人間を優しく捉えているように思える。『ユング心理学入門』、『無意識の構造』、『能動的想像法』、『コンプレックス』
などが挙げられるが、氏の著作は数知れないので、ぜひ自分の足で探してみてほしい。
同じく心理学分野で、岸田秀氏の『ものぐさ精神分析』もオススメしたい。(岸田氏はユング派ではないが。)
最近注目を浴びている女流作家の宮部みゆき氏の作品も素晴らしい。宮部氏の作品は、氏の名がさほど知られていない時から
好きだった。単におもしろいだけでなく知識が付くのが良い。現代社会の問題点を鋭く掘り下げているが
そこに批判めいたものは伺えず、読後には心が安らぐ気持ちになれる。
『火車』が一番のお気に入りだが、たいていどれもおもしろい。
直木賞受賞作家の篠田節子氏の『ハルモニア』も、個人的に好きな作品の一つだ。(ドラマになったそうである。)
ザヴァン症候群の少女とチェロリストの青年の話で、宮部氏とは対照的に、人間の姿を生々しくリアルに描き出している。
読み始めたら止まらなかった。非常に読み応えがある作品だ。