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過去、クリスマスに母が死んだ
それから毎年毎年その女の子の大切な人が死んでいく。
それも目の前で血だらけになって。
父が犯人らしい。
昨年は大好きだった家庭教師が死んだ。
Kがクリスマスに会おうと言う。
Kとは最近付き合いだした人。
かならずこの人も殺される。
「クリスマスが終わるまでは会えない。待っていて。」
そう伝えた。

そしてクリスマスの日。
父は豪華な料理をつくる。
まるで誰かが来るかのように。
そこへ、誰かが尋ねてきた。
Kだ。
K「どうしてもこれを渡したくて・・・」
プレゼントの指輪だ。
クリスマスが終わるまで待ってとあれほど言ったのに。
暖かく彼を招き入れる父。
「今のうちに早く帰って」
Kは聞こうとしない。
そして、晩餐が始まった。
K「いつもクリスマスはこんなに豪華なんですか?」
父「せっかくのクリスマスだから・・・」
楽しい雑談が続いたが
父はおもむろにKの後ろに回りスコップで殴る。
血だらけになって倒れこむK。
私はそれを見て父のスコップを取り、
最後のとどめを刺した。
頭の中が白くなっていく
衝動が止められなかった。

極厚ステーキをほうばる二人。
「その指輪どおしたんだ?」父が聞く。
「さっきもらったの。私彼だいすき」
「だけどやっぱりかあさんのほうがうまかったな」
「私はこっちのほうが好き」
「かあさんのほうがうまかったよ」
「ええ〜こっちのうほうがおいしいよ」

父子の楽しいクリスマスの夜。

次の朝、庭の十字架にKがしていたネクタイを巻く。
すがすがしい朝。
空を見上げると雪が降ってきた。
ホワイトクリスマスだ。

幸せな家庭。

庭にはいままで食べてきた人々の十字架が無数にあった。