| ■ 月の輝く夜に 2000.03.19 |
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監督: 出演:シェール ニコラス・ケイジ 28才で結婚、3年後に夫を事故で亡くし、 以後ずっと独身だった37才のロレッタが、 再婚を決める・・・その婚約者の弟というのがロニー(ニコラスケイジ)。 兄のせいで自分は片手を失ったと思いこんでいる、 凶暴なひねくれ者の役がよく似合う。 パン職人という職業も良い。 若いニコラス・ケイジがめちゃくちゃカッコイイ! そのロニーとロレッタが良い仲になり結婚することになる。 いわゆる婚約中の浮気、これが満月の輝く夜に発生??。 ロレッタの父親の浮気、母親の迷い・・・・これらも同じ満月の時同時多発する。 輝く満月に不思議な魔力があるという設定になっている。 しかし、これだけややこしいことが起こっても誰も破滅しない。 お勧めのコメントにあったようにいかにも「おとぎ話」である。 これが現実だったらただではすまない。 |
| ■ エリザ 2000.03.19 |
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監督: 出演:ヴァネッサ・パラディ ジェラール・ドバルデュー 無理心中未遂で生き残ったマリーは孤児施設で育ち、出生の秘密を自力で探り出す。 最後にはピアノ弾きの父親に出会うことができる。 世の中の幸せな人に腹が立つというマリーの犯罪が、 すべて恐ろしく頭の良さを感じさせる知能犯罪に仕上がっている。これは見事だった。 「エリザ」というタイトルはマリーの母親の名前で、ピアノ弾きの父親が 妻への想いをこめて作曲した曲のタイトルでもある。 マリーはこの曲で荒んだ心を癒していくことになる。 マリーが父親を捜す途中で知り合いのピアノ弾きを訪ねるシーンがあり、 そこでその知り合いは煙草をくゆらせながら「煙が目にしみる」を演奏する。 この演奏がとても良い。曲の最後まで聞けないのが残念でたまらない。 とりあえず、ピアノ演奏のところだけをテープに録音し 我が家のCDライブラリーから「煙が目にしみる」を探しまくって サラボーンとプラターズの2枚を見つけて、サントラに続けて録音した。 あのピアノ演奏を誰がしているのか突き止めたい。 ピアノを弾きながらのセリフで 「一日3箱の煙草を吸っている」「この煙草は棺桶の釘だ」というのがある。 なかなか味のある発言だと思った。 |
| ■ この森で天使はバスを降りた 2000.03.06 |
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監督:リー・デビッド・ズロートフ 出演:アリソン・エリオット、エレン・バースティン 傷害致死罪の刑期を終えて 出所したばかりのパーシーが さびれゆく村で再出発をする。 好奇の目にさらされながらも 徐々に心を開いていく様子、 そして彼女に理解を示し始める村人の様子が細やかに描かれている。 象徴的にベトナム戦争帰還後、 村に帰れず、森に住みついてしまったイーライという男の影がチラチラする 。 その男が登場しただけで パーシーがきっと心を開かせるに違いないと期待させ、 そしてその通りになっていくのだが、 最後インディアンの言い伝えとダブらせる様にしてパーシーは水死してしまう。 すべてがとても良い方向に向かっていたというのに最後が悲しい結末になる。 最近、こういう結末にだんだん耐えられなくなっている。 年齢のせいかもしれない。つらすぎて溜息が出てくる。 |
| ■ エバーアフター 2000.03.06 |
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監督 アンディ・テナント 出演 ドリュー・バリモア/アンジェリカ・ヒューストン/ダグレイ・スコット/ジャンヌ・モロー ストーリーは童話のシンデレラ。 最後に悪者が裁かれてハッピーエンド。 わかりきったストーリーなので安心して見れる。 それに脚色がバラエティに富んでいるところが良い。 まず、シンデレラがやたら強い。 ジプシーに襲撃されたとき王子を担ぎ上げて帰ろうとする、 継母の実の娘を顔面パンチの一撃で吹っ飛ばす、 売り飛ばされて足かせをはめられても自力で鍵を奪って脱出する。 それに、12時まで有効の魔法が使われない。 そもそも魔法使いが登場しない。 その代わりにどういうわけか、レオナルドダビンチが出てきて シンデレラの力になる。 「鳥と魚がいっしょに暮らせる場所なんかない」と悲観するシンデレラに 透明な羽のついたドレスを着せる。 たぶんこのシーンがクライマックス。 ETの子役を演じた主演の女優さんがとてもかわいい。 スカっとしたい時に見ると良い映画です。 |