日本語の授業から…
2000
年2月から社内日本語教室の教師をしています。使用教材は「標準日本語」(初級・下)。毎週火・木の6時から8時まで,生徒は14人から一人減って13人。本業じゃないので気楽に教えてます。日本語を教えてる方、何か参考にしていただければ幸いです。内容
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教科書の文は、「寒さに強い品種」。つまん無いでしょ。昨年の6月に50音から始めた生徒たち、もうすぐ勉強をはじめて一年。教科書も34課まで進んだというのに、なかなか聞く、話すが出来ない。教科書の内容だけ真面目くさってやってても、全然使えない。だから,教科書の例を使って,実際の仕事や生活にリンクさせていく練習をいろいろ試行錯誤しながらやってます。 今日は、こういう会話例を作ってみました。
甲)××さん、○○に強いそうですね。本当ですか?
乙〉えっ、いいえ、ウソですよ。私は××には弱いんです。しかし、誰に聞いたんですか?
甲〉△△さんです。
乙)まったく,△△さん、うそつきなんだから。
「まったく」も「ウソ」,「うそつき」も教科書には永遠に出てこない?でも、こういう言葉こそ日常よく使う言葉だと思う。○○に,「女性」とか「お酒」とか,これまたよく使う言葉を入れて練習する。△△さんは、彼らの上司の名前など使ったりして…。社内での授業だから、みんなが同じ話題に付いて来れるので、楽しい。よく工場長の名前も使わせてもらってる。 「工場長は、ストレスやプレッシャーに強いですが、奥さんには弱いです。」とか。
2月中旬から担当してるこの授業。14人いる生徒のうち、理由も無く休む者ゼロ。休む時は、みんなあらかじめ断ってくれる。面白おかしくやるのは得意でも、文法の説明は苦手。調べる時間もないしね。それでも、生徒が減らないのは、みんな、いちおう満足してくれていると思っていいのかな?なぁんて自己満足。 ああ、でも、それじゃあいけない。誰か、どこかに、日本語教育相談係さん、いないかしら?
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今日は、教科書を離れて、文法定着の為のゲーム。名付けて「動物対決」
動物カードを使用。授業の進め方は;
何を食べますか?,何処に住んでいますか?,どれくらい生きますか?,体重は?等。
私がある動物の特徴を言い、生徒がそのカードを取る。
動物対戦がやたら白熱したので、今日は授業時間延長。もっと普段からこういう授業がしたいんだけど、教科書の内容をこなさなければならないので、そうもいきません。1回2時間×週2回の授業で1課進むようにカリキュラムが組まれてますので。実際、そのスピードで行かないと、12月の日本語能力検定3級受験が危うくなるからね。まったく誰、こんなカリキュラムにしんだって文句も言えない。作ったの自分だから。うん、でも、今日の授業はなかなか良かった。と、自己満足。エセ日本語教師、今日も準備もしてないのに頑張りました。
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第39課の新出単語,“恥ずかしい”の練習に、「恥ずかしくて死にそう」という例文を作った。勢いとひらめきで「…て死にそう」という語形の練習をした。
1,まずは、私が例文を言い、生徒が繰り返して言う。
暑くて死にそう、お腹が空いて死にそう、忙しくて死にそう、頭が痛くて死にそう。
2,次に、一人ひとりに「…て死にそう」を使って分を作らせる。
頭が悪くて死にそう。(そんなんで、死ねるか?)
目が悪くて死にそう。〈だからァ、そんなんで死ぬなって!〉
賑やかで死にそう。(それを言うなら、うるさくて死にそう、でしょう)
疲れて死にそう。(ハイ、それは死ねます)
喉が痛くて死にそう。(ごめん、今日は風邪だって言ってたもんね)
病気で死にそう。(おいおい、それは本当に危ないよ)
たくさん食べて死にそう。(食べすぎで死にそう、の方がいいかな)
長くて死にそう。(どういう意味???)
↑これはさァ、「会議が長くて死にそう」とかにしないと意味不明よ。
まあ,とりあえずこの語形は定着した事にしましょう。
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最終更新日 : 7/4/00 10:46 PM