中国の恐怖

(税関の工場立ち入り検査)

税関の工場立ち入り検査、それはある日突然やってくる。日頃、管轄税関の役人達と懇ろにしてても来る。所轄税関の役人でない、上級税関の役人が来る。だから、日頃カラオケで歓待してる「老朋友」達はこういう;「助けてやれない」と。そして、企業は非情なまでの検査結果、処分結果(早い話しが罰金!)を付きつけられ,最悪の場合、罰金が払えず倒産に追い込まれる。そりゃそうだ。何十万元と言う額でも痛いが、最悪のケースでは何百万と言う罰金額になるのだから…。その泣く子も黙る税関の立ち入り検査が近頃、深センの一部地域で重点的に行なわれていると言う噂だ。その地域とは、我等が老板の工場のある地域。さて、我等が老板の運命やいかに…?

以下、ジオシティの内容から抜粋(ジオシティとは、YAHOOの掲示板と同じようなものです。けして、私と老板の愛の交換日記のコーナーではありません。って、誰もそうは思ってない?でももっと皆さんにも参加して欲しいと、切に思ってます。ただ…、こんな内容では話題に付いて来れない人のほうが多いかしら、やっぱり…。)

管轄税関会社所在地によって、どこの税関のお世話になるかが決まってます。例えば、宝安区福永にある弊社は南頭税関,龍崗区平湖にある老板のとこは布吉税関が管轄税関です。全国の税関を仕切ってる税関総署の下に各省の税関があり、更に市の税関があり、各企業を担当するのがその区域ごとに置かれた税関です。地域ごとに毎年の税収ノルマが課せられており、年度末が迫り、ノルマ達成が危うくなるとあれこれイチャモン付けて税金、罰金を取ろうとする。

老朋友:旧友の意。同じ観光地を再び訪れ、再び同じ店の主人に会ったなら,もう貴方と彼は「老朋友」です。去年100元で買わされたものを「あんたは老朋友だから80元にしとくよ」なぁんて言ってくれます。そう言いながら他の客には50元、30元、はたまた10元で売ってたりします。とはいえ,本当の老朋友は、「死ねる、君の為なら死ねる」ってぐらい親身にいろいろ助けてくれる,頼りになる存在です。

 

 

s_asano - 投稿日時:2000年10月09日 14時14分27秒 より引用

来ました、来ました。

今日、海関査廠に、、、、。

今回は法定代表人を単独事情聴取という至れり尽せりの内容で

物凄く恐かったです。

もう、涙が出ちゃった、、だって老板だもん、、、。

 

海関:税関の意。中国で働く人の中では、日本語の中でも「海関」のまま使用している人が多く見うけられます。弊社工場長が各文章もすべて税関ではなく「海関」です。おそらく,日本的意味での税関とは違うニュアンスを持たせたい為でしょう。「海関」という時、そこには“手におえない相手”的意義を含めます。

査廠:工場への立ち入り検査の意。これまた中国語のままですよ、老板。

老板:(1)企業の法人代表、社長、経営者。(2)ボス、上司。よく使われるが、通訳泣かせの言葉。

前の会社にいたとき、「日本人の老板を出してくれ」と言われたが、「どの老板、うちには日本人が十数人もいるんだけど…?」と聞き返したことがある。そこで相手が「社長だよ」とでも言ってくれれば良かったが、逆に相手も困ってしまったことがある。 また、会議などで中国の人が「先方の老板が不在なので…」というと訳に困った。その老板とは、その企業の社長なのか、電話を問った相手の上司に過ぎないのかが「老板」の言葉だけでは判断できないから。

 

音貴公 - 投稿日時:2000年10月09日 22時56分40秒 より引用

 老板さん。

海関はいったいなにしにきたのですか?

 

 

- 投稿日時:2000年10月10日 00時51分14秒 より引用

> 海関はいったいなにしにきたのですか?

なんだと思う?当ててごらん。

1、お茶を飲みに来た。

2,老板の女性関係を洗いに来た。

3、抜け荷の容疑で取調べにきた。

4、その他。

 

s_asano - 投稿日時:2000年10月10日 14時32分21秒 より引用

> 4、その他。

一応これです。具体的な内容は、合同(輸出入のライセンス)を切り替える時期なのですが、毎回申請した出荷数に対し実質的な出荷数が半分ぐらいなので調べに来たとの事でした。

これで輸入した材料は申請分を満たしていれば抜け荷の疑いとなるのですが、その辺は問題無いので管理が悪いんじゃ無いか生産技術が無いのでは無いかとあれこれ心配してくれるのですが、一言「注文がなきゃ作ろうにも作れんでしょう」というまの抜けた対応で済ましました。

今回は申請した数量で批准する事は出来ないので数量を下方修正して再度申請してくれとなり、ついでに報告書も提出してくれと言われ、昼飯前にさっさと帰ってしまいました。

10時頃来たので、こりゃ昼飯食わせる羽目になるな〜食べるだけじゃ済まないだろうな、、、と思っていたのにヤレヤレでした。

昼飯の時は工場長と二人でビールを二本も飲んでしまい、「いゃ〜何事かと思った」と胸をなでおろしました。

 

合同;契約(書)の意。但し、「海関」の話題における合同は輸出入ライセンスの事をさす。華南地区でパーツを輸入し、製品を輸出している企業は、軒並みこの「合同」に苦しんでいる。合同の期限は半年。

輸入パーツ=輸出製品+仕損品というバランスを取らねばならず、輸入パーツ>輸出製品+仕損品となった場合、製品の横流しの疑いで罰せられる。このバランス取りの名手がいれば、この地にて月給5−10万HK$の仕事も夢ではない。

 

 

- 投稿日時:2000年10月10日 18時40分53秒 より引用

???

なんか良心的な人で良かったですね。

 

s_asano - 投稿日時:2000年10月10日 21時09分08秒 より引用

私も?が4桁ぐらいでました。とにかくえらいまじめな好青年たちで、その分責任感が強いのでしょう、最初は叱り付けられる様な口調で始まりました。

極めつけは、記入して海関に届けてくれと言って帰り際に渡された紙きれです。

"布吉海関_査人員廉政反貴表”?(字が無い)

裏には海関廉政規定と書いてあり、おひねり受けちゃいけません、みつぎもの取ったらいけない事になってます〜云々ズラズラと書いてあり、調査を受けた企業が調査員の態度をその紙に書き込んで別途提出する様になってます。

彼らが立ち去った後に、思わずため息と同時に変わったなぁ〜中国の海関も、、。と言う言葉を口にしたのは私だけではありませんでした。

 

- 投稿日時:2000年10月10日 22時38分14秒 より引用

変わったなぁ〜中国の海関も…。老板の文を読んでいてすらそう思うのですから,実際に生真面目な彼らの応対をした老板たちの感慨たるや,やたら深いものがあるのでしょうね。

あの「ハイエナ」一族の中にもまじめな人がいるということなのか,それとも海関の体制そのものが変わったのか…?でも、良い方への変化なら歓迎ですよね。(「大」を付けるかどうか、ちょっと迷ってしまった…。大歓迎って書きたかったけど、中国の場合は変化の仕方が両極端だから…)

 

s_asano - 投稿日時:2000年10月11日 00時56分42秒 より引用

ガンガン良い方向に変わるのでしたら、ハイエナ型の方たちは国宝としてとっておいてほしいですよね。解放政策を地道に支えてきた方々ですから。

それで世界之窓なんて子供だましは止めにして、開発解放記念村をつくり、そこで当時の海関、公安、管理所等を再現して観光客の皆さんに一日投資者を体験してもらうのです。

面白いですよ〜、来料加工コース、中外合資コース、独資コース等に分けていきなり当案袋を持って踏み込んでもらうんです。あと封条も忘れずに。

それで売店では小道具として紅包人頭馬小姐(これは貸し出しですね)等を購入できます。

たぶん香港の方に一番人気となるのは貨車司機でしょう。もちろんタトゥーのシールも購入できます。

凄いなこの企画!だれか投資しませんか?

 

世界之窓:深センにあるテーマパークの中で一番人気がある。いわゆるミニワールド。

来料加工,中外合資,独資:中国への投資形態による企業区分。説明略。

当案袋:ブリーフケースならぬA4文書がすっぽり入る頑丈な茶封筒。

小姐:若いお姉さん。カラオケなどのホステスを指す事もある。

貨車司機:貨車(コンテナ)の司機(運転手)。彼らなくして華南経済は成り立たない!

封条;老板の説明をご覧下さい。こちら

紅包;老板の説明をご覧下さい。こちら

人頭馬:老板の説明をご覧下さい。こちら