社会を成り立たせる上で、男女の役割は時代と共に変わってきたように思えます。その時代の変化と共に、どう変わってきたかと、これからどうなるかについて考えたいと思います。その意味で家族・女性・結婚について考えたいと思います。
かわうそ君はどんな結婚をするのだろうかなー。「1家族と女性」はかなり真面目なので、とっつきにくい人はその次から読むと分かりやすいと思います。
1.家族と女性
近代化における社会を分類すると、「前工業社会」〜「工業社会」〜「脱工業社会」という3つの流れで見ることができます。女性の役割も変化した。高度経済成長という大きな変化によって家族において既婚女性は主婦となった。つまり既婚女性は、直接的社会貢献よりも、家族を養えるだけの収入を一人で得られるようになった
サラリーマンである夫を支え、家事・子育てなどの家庭内での仕事をすることを求められるようになった。これを女性に納得させたものは母性神話だった。
母性神話は子供に対する母親の愛は絶対的(母親なら誰でも持っていて失われることはないということ)であり、母親が子育てをするのは当然であるとした。しかし日本の経済は高度経済成長から低経済成長へと移行した。コスト削減、サービス業において女性は労働力として必要となった。
このことが母性神話を打ち砕いた。白熱し過ぎた子育て競争も疑問を感じさせる要因となったが、むしろ仕事に就くことにより、仕事が子育てと同等、もしくはそれ以上に楽しいと感じたことが、要因となったのだろう。法律も女性の社会参加を後押しした。男女雇用機会均等法の改正(1999年4月施行、男女差別を禁止をもりこむ。)、育児休業法などである。
しかし子育てより仕事という選択は当然ながら少子化という結果を生む。上記のような法の整備にも関わらず、子育てによるデメリット(コストの高さなど)が先行し少子化となってしまっている。また近年離婚の増加という傾向が見られる。恋愛結婚をするが、現実的には共働きによるすれ違いが多いのでは?やはり仕事と家庭の両立は無理??
2.ドラマに見る家族・女性問題
最近再放送で「ダブル・キッチン」(TBS系)というドラマを見ました。とてもおもろいのでぜひ見ましょう。二世帯住宅における嫁姑の対立をコミカルに描いているが、実は1で書いたことに深く関係した話であると思う。(別にブラックな話っていうわけじゃないよ!)
姑である花岡真知子(野際陽子)は、伝統的な日本の母親タイプ、つまり主婦である。それに対し嫁である花岡都(山口智子)は何よりも仕事を生きがいとしている。家族、仕事という優先するものの違いで二人はいつも対立する。しかし息子の啓一郎の誕生以後、子供の存在が都を大きく悩ませる。夫婦共働きでも家事はやりくりできたが、子供はそうはいかない問題が発生する。
保育園に預けている間に啓一郎が熱を出した時に、すぐに迎えに行けなかった都に対し、真知子は激怒する。都はここで仕事と子育ての両立の難しさに直面する。啓一郎はとてもかわいく、子育てもしたいし、仕事もとても楽しいものだと、どちらをとるということができずに悩む。ところが都のがんばりを知った真知子の協力もあり2つをなんとか両立する。
だがここでまた大きな転機が訪れる。夫のロンドンへの転勤が決まり、ついに都は仕事よりも家庭を選び、家族全員でロンドンへ行くこととなる。
この話において都は現代の自立した女性を表している。
話の中で夫に対し「私の生き方を理解してくれていると思ったからあなたを選んだのに。」というシーンがあり(一度言われてみたいねー)、自分で自分の生き方を決めていくという自立した姿が鮮明となっている。また都は育児休業法を利用して、一年間の育児休暇の後に職場復帰をしている。復帰後に出世もしており、社会において女性と男性の立場が同等になったことを示している。
真知子は常に伝統的であることにこだわっている。自分に反抗する都に対して常に怒っており、また縁日には家族全員を集めたり、ロンドンに立つ前に都に「花岡家の長男の嫁に代々伝わる指輪を渡しており、家族の絆を非常に大事にしている。
最後にこのドラマは自分という個人を尊重する中で、家族をどうするかという問題を示していると思う。主人公の都は仕事と家族を両立してきたが、家族の維持の為に仕事が障害になった時、あっさりと家族を選んだ。それは常に真知子が都に対して、家族の絆の大切さを訴えたからだと思う。家族があるからこそ自分があり、個を尊重できる、そう都は気付いたのだ。私たちが忘れかけた一番大事なことを・・。
3.結婚
近年女性の晩婚化が進んできている。その理由として結婚に対する意識の変化をあげる人が多かった。つまり好きな人ができて、この人となら一生やっていけそうだと思ったからといって結婚には結びつかなくなってきたということであろう。結婚によって仕事をやめたくないとか、家事をしたくないとか、自分の生き方を理解してくれる相手を求めるなどによるだろう。具体的にいえば、ベストはかっこよくて、金持ちで、家事をしてくれて、抱擁力があって・・・。(なんてきつい時代やー!!)結論としては、子育ても家事も夫婦共同でやる時代になってきているってことでしょう。俺も結婚はパスかな!?