【キャプテン・ズームと火星の脅威】
アーサー・C・クラーク 『白鹿亭綺譚』 ファンのページ
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… とりあえず、Q&A(想定問答集)にもちこむ、ってゆうやりかた。(注; しかし、いったいどんな人たちの問答なんだかは、じっさい よくわかりません)
▼Q <問> |
A <答> |
| そもさん。 | … せっぱ? |
| 〈キャプテン・ズーム〉 って誰? | … あ と で 、 お し え て あ ・ げ ・ る 。 (わかってることだけなら) |
| 〈火星の脅威〉って何? | なんだか 「ウエルズって男がいけないんだ」って言ってる人もいるみたいだね。ほんとうのところ、くわしいことはぼくにもあんまりよくわからないんだけど、きっと 〈キャプテン・ズーム〉 がたすけにきてくれると思うよ! さあ! みんな 声をあわせて! キャプテンを呼ぼう!! せ〜の! キャっプテ〜ン!! |
| … どうしてそんなにキャプテンにたすけにきてほしいの? | こどもはそんなこと気にしなくていいんだ。 てゆうか大人だったらなおさらそんなことは気にするな。 |
| 〈アーサー・C・クラーク〉 って誰? | 【 ”ぼくらのスーパーヒーロー 〈キャプテン・ズーム〉 が出てくるお話(テレビや映画のね)なんかをつくったり見たりしている人たち” だとかのずいぶん ”こまったちゃん” な本(〈白鹿亭綺譚〉)】を書いてくれてる、とってもナイスなおじさんさ! だれか〈エスエフだとかをよ〜く知ってそうな感じのおにいさんとかおじさんだとか〉を知ってたら、そうっと たずねてみてごらん。 なかには相当、ムキになっちゃうひとなんかもまざっているかもしれないぞ!! |
| 〈白鹿亭綺譚〉ってどう読むの? | パス1。 |
| 〈キャプテン・ズーム〉 は愛のために戦うの? | … う〜ん、それは 本のなかには書いてないなあ。 |
| ハリウッドの人たちは、どんな気持ちで働いてるの? | それは ひとそれぞれさ。 みんなだってそうだろ? |
| 狩人の人たちは、今どんなふうに暮らしているの? | どうしていきなりそんなことを言い出したんだか、よくわからないなあ。それから、『あずさちゃんって、二号さんなの?』とか、思い付いても口に出すなよ。 |
| 筆者(主人)としては、【白鹿亭綺譚(1953〜57年に書かれた短編集)】の中では 〈キャプテン・ズーム〉が出てくる話(〈軍拡競争〉)がいちばん好きなの? | いや。そうでもないなあ。 あとでネタにするけど、断然いいのは〈冷戦〉だね。これはもう、クラーク先生による 《バカSFの最高傑作》 だ、と思うよ。 |
| 〈キャプテン・ズーム〉 の立場はどうなるの? | 大人には、つらいときがあるものなんだ。それはしかたのないことなんだよ。 |

ということで、これからがやっと本題に。 ”『アーサー・C・クラーク = ハードSFの帝王』といったイメージを後世に伝える業”の一助になれば…と最後のコインに願いをこめて(心はうらはら)▼
| 〈白鹿亭綺譚〉のここがスゴい! | こんなふうにスゴい!! |
| 〈はじめに〉(クラーク先生によるまえがき)の内容ときたらもう …。 (注;赤文字の部分は無断で本からそっくり抜き書きしています。この項だけじゃなくって) |
●「ビッグ・ゲーム・ハント」に描かれている技術は、すでに猿に使われているので、ほかの動物には応用できないと考える理由はありません。この種の狩猟のもっとうまい結末としては−それに、ハーマン・メルヴィルからの引用の残りを読みたい方には−私の長篇『海底牧場』をおすすめします。 → … な・ん・て、 〈うっかりちゃっかり〉
してるんだクラーク先生っ!!
なお、ハーマン・メルヴィル(『白鯨』)からの引用は【2001年
宇宙の旅】でも使われてます(べつの場面ね)。 好きやね先生。 ●最後に、”人類の運命”とか、”宇宙の探検”といったようなテーマに夢中になっていた私が、宇宙や人類をあまりにも気安く取り扱っているのを知って悩むかもしれない、私の(ここでちょっと言葉を切って、照れくさそうに咳ばらい)これまでのもっとまじめな作品の読者に一言。(以上、売り込み)。 → … えっ。筆者(主人)の文体って …。この本を読む前からわりとこんな感じだったと思います。俺は無実だ!! (この点に関してのみ言えば)。 |
| スゴいぞ!!
キャプテン・ズームの光線銃(とりわけ《二型》)!! (〈軍拡競争〉) |
キャプテン・ズームの光線銃はプロデューサーの要請に応じてどんどんパワーアップしていくわけなんだけど、筆者(主人)がいちばん気にいってるのが、この《二型》だ! / ●もし突然火星の怪獣におそわれたりしたら、キャプテン・ズームとしては、テレビのスイッチをいれ、真空管があたたまるのを待って、チャンネル・セレクターを調べ、微調整を修正し、焦点をあわせ、ラインとフレームのつまみをつつけば、後は引き金をひくだけでいいんだよ。 / ●クラグ皇帝の極悪非道な手兵のためにも、わずかに違う所のある二A型が生産されたんだよ。 |
| …
こんな内容の番組、1995年の秋からテレビ東京でやってませんでしたっけ?
水曜日の夕方に。 (〈ビッグ・ゲーム・ハント〉) |
●(前略)電極の影響範囲内に、何ものかが(略)彼らはコードをたぐりよせました。(略)長さ数ファーロングにも達する、きらきら光る乳白色のとてつもなく大きなぶよぶよした巨体が海面にうかび、(略)夢中になってカメラをまわしつづけて(略)あやつり人形のように自由に動かすことのできる軟体動物(略)電源のヒューズがとんだ時、(略)”命令”が突然とだえて、自分の自由意思で行動がとれるようになったら → … や!! これは まさしく 一大事!! このつづきは本で読んでね。(注 ; あと 正味2行分しか残ってません) |
| 大型の軍事用超高性能コンピューター、《カール》 (〈反戦主義者〉) |
「軍事戦略」を複雑な数学的問題として処理する《カール》の開発に手間どったことで〈スミス将軍(仮名)〉から精神的に傷つけられた〈ミルクトースト博士(仮名)〉は、持てる限りの技術力を「意趣返し」のために注ぎ込む。堂々完成した《カール》に秘密裏に仕込まれた超絶的性能の「検閲回路」は、「軍事戦略に関わる質問」を受けた場合にのみ、必ずや「〈スミス将軍(仮名)〉を強烈に侮辱することば」を吐き出すのだっ!! → … アホやっ! ア〜ホ〜やっ!!(ぴょんぴょん。) |
| 一目で手製とわかる小型潜水艇、《ポンパーノ号》 (〈海を掘った男〉) |
弁護士のジョージが趣味でつくったディーゼル動力艇。全長は約20フィート(=6メートル)で、「(空気供給装置がなくて)スノーケルの長さの関係から」、潜水可能深度は20フィート( … マぁ〜ジぇ〜?)。しかし水深がせいぜい40フィートしかないフロリダ・キーズ界隈でなら、けっこうたいした性能を発揮するのであった。(エンジン自体は高性能)。 → … うーむ。さすがクラーク先生、海ネタに入るとノリが違うぜ。筆者(主人)としては 〈ノーチラス号〉以上に、マジでコイツに乗ってみてえ〜(いやマジで)。 |
| ●水深二フィートの海を、堂々たる氷山が流れてくるなんていうのは(後略) ●氷山の製作には、大きなプラスチックの袋を徹底的に冷した空気でふくらませ、表面が凍るまで水を吹きかけるという技術が使われたのではないかとにらんでいるんだよ。 (〈冷戦〉) |
「陽光あふれる州」を自称する〈フロリダ州〉に対して強い反感を抱く
〈(”青い空”の、そしてハリウッドを擁する)カリフォルニア州〉一部市民の暗躍
… そう、それは《フロリダ州 イメージ傷付け作戦》!!
〈ドースン中佐(仮名,カンザス州出身で当作戦のためにカリフォルニア州一部市民が雇い入れた艦長)〉率いる「製氷装置を備えた特殊工作潜水艦・〈マーリン号(仮名)〉」を悪の帝国(注;イメージ。)フロリダ州へと隠密裏に差し向け、「厚さ二フィートほどの氷が表面をおおってはいるが」がらんどうの(つくるのに電力が節約できて、しかも
うっかり船がぶつかっちゃっても少し安心な)典型的なハリウッドのセット然とした人造氷山〈冷たいフリーダ〉を、マイアミ・ビーチに座礁させてやれ!!(しかもシーズン真っ最中に。)
/ ●今や、釣師の方が蚊よりも多いという状態で、潜水艦なんかがいようものなら、(略)たとえマーリン号がただ密輸をしているだけだというふりをしたとしても(後略) / ●(前略)氷でマリリン・モンローを再現しようという試みはやめさせなければならなかったんだ。
/ ●フロリダの東岸、バナナ川という考えられないような名前の川ぞいの、ココアという、これまた珍妙な所に、大きなミサイル発射基地がある(後略) / ●ソヴィエトの潜水艦の艦長としては、まったく運が悪かったわけだよ。 / ●(略)マイアミ・ビーチに対する攻撃は、すくなくとも来シーズンまで延期(後略) / ●(前略)偶然、ハリウッドのロケ隊がマイアミ・ビーチを訪れている、といったようなこまかい点まで、計画はすっかりできあがっているんだ。 → もはや「SF」という分野のみにとどまらず、《バカの最高峰》に達する水準と位置付けることさえ可能なほどの超・怪作と言えよう。ま、ともかく、こいつぁ 〈ハードSFファン〉、また〈クラークファン〉に とっちゃ〜 ま・ず 《見逃せない逸品》 って ト・コ だぜベイベ〜!! |

◆筆者からのお知らせ◆
皆様のご意見・ご要望をお寄せください。ただ、「うっかりこんなモノを見てしまったといういまわしい記憶をどうにかしてくれ」といったご要望にばかりは如何にも添いかねますので何卒ご容赦願います。 電子メールアドレス : warumonodo@geocities.co.jp |
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