
子宮の筋層に子宮内膜組織があるものをいい、以前は内性子宮内膜症と呼ばれていましたが、
今は内膜症とは区別されています。もっとも40代に多くみられ、閉経近い女性の15〜20%が
腺筋症であるといわれています。
自覚症状がなく子宮全摘出をしてはじめて診断されることが多く、また、筋腫や内膜症との合併が
多く、筋腫をもつ人の50〜60%、内膜症の人では70%に合併がみられます。症状としては、
子宮内膜症の症状に似ていて、月経困難症、過多月経、性交痛、不正出血などが最も多くみられ
ます。大きくならないわりに月経痛が強いという特徴があり、月経の時に鎮痛剤を使っている人も
少なくありません。過多月経の人は貧血になりやすくなります。子宮が握りこぶしの大きさよりも
大きくなると、膀胱や直腸の圧迫症状がみられます。
子宮は大きくなりますが、筋腫のようには大きくならないで、多くは握りこぶしくらいです。まれに
新生児の頭くらいの大きさになることもありますが、子宮内膜面は正常です。妊娠に関しては、
腺筋症では自然流産が多く、習慣性流産率も高いという報告があります。
画像診断法が進歩したことで診断率が高くなりましたが、腺筋症は筋腫と同じく子宮が大きくなり、
両方を合併することも多いので、実際には腺筋症があっても筋腫と説明されることも少なくありま
せん。
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@Aにつづき(筋腫と内膜症のページ参照)、少し付け足しいたしますね。(^^ゞ
手術前には全くお話がなかったので、腺筋症については考えてもいませんでした。
しかし、全摘出した子宮の検査結果より、一部腺筋症がみられたとの事で上記にあるように合併
している人が多いんだなぁと実感させられました。
今思えば、MRIで数個見られた小さい筋腫は腺筋症だったのでしょうか?(MRI画像参照)
腺筋症に関しては細かい説明がなかったので、今になってはどれが?と思いますが、全摘出した
ことでたまたま分かったことですから、もっと認知度が高くなり、治療の研究が進むといいなぁと
思いました。
参照文献:あなたの答えがみつかる本