法の華その2

いよいよ先月法の華に捜査の手が入った。
10名ほど捕まったが、知っている人も中にはいた。
私的には捕まった人の中にはそんなにイヤじゃない人もいた。
なぜならその人は時には厳しく、時には優しく、またその人が
修行をがんばれるかどうかわからない私を励ましてくれたのだ。

一時、テレビにも出て話をしていたことがあったのだが、その人は
どっぷり法の華に浸かっていた。心の底から信じていたのだと思う。

宗教にしろ、なんにしろ自分が心の底から信じているのであれば
それはそれでかまわないと思う。それで本人が幸せなのであれば
周りがとやかく言うことはない。それによって家庭が崩壊するのは
又別問題であるが、その前になぜ家族の一人がそういう宗教に
はまったのか?やめさせようとする前にそれをかんがえなきゃならないと思う。

家族に病人がいる。家庭内暴力に悩んでいる。
仕事がうまくいかない。家庭内不和。
世の中にはいろいろな問題を抱えている人が沢山いる。
それを少しでもよくしようとして、その手段のひとつとして
新興宗教を選ぶ人たちがいる。

最近カウンセラーの先生の所にアルバイトに行くようになった。
先生と色々な話をしていると、何となく答えが見えてくるような
気がする。
「こういうことで困っているのです」と言わなくても
只の雑談しかしていないのになんだか物事が解決していくような気が
するのである。

法の華に引っかかったと思ったとき、友人が派遣されていた
別の宗教の所に遊びに行った。
そこの先生は「少しでもおかしいと感じたならそれはしないほうがいいよ」
そのように諭してくれた。そして先生は水晶のペンダントトップをくれた。
これを持っているといいよ、って。

確かに法の華の時は「なんでこんなに性急にお金を求めるんだろう」と
思ったのだが、世の中はそういうもんなんだと思い、自分を無理矢理
納得させた節があった。

今でもそういう節はある。
先日アルカリイオン水の生成器を購入したのだが、「うーん、高いなぁ」と
思いつつ、そのセールスの人の人柄で購入したのだ。
確かに水はおいしいのだが、何も35万以上出して買うほどの物では
なかったと思う。
今でも「あれは○○さんが信頼できそうな人柄で、一生懸命しているから
その人の人柄にお金を払ったのだ」と自分を納得させているのだ。
確かに商品を売りつけておしまい、という人柄ではなく
その後もフォローを入れてくれる。

法の華に戻るが、捕まると聞いたときに米本さんに手紙を送った。
被害者連絡会はいつの間にか解散されていたそうだ。
被害者の会を立ち上げたのが、自分は法の華にはまってしまった彼女を
脱会させるために修行に参加してさっさとお金を返してもらった当時大学院生の
男の子だった。
しかし、彼自身、学生時代はがんばってくれていた物の、就職と同時に
活動が停止してしまったのだ。
やはり被害者ではなかったから、こういう中途半端な終わり方をしたのだろう。
米本さんも残念がっていた。

私も1年間しかお手伝いをせず、インタビューは一度だけ受けたことがあるが
テレビ静岡だけ。関西では流さないで欲しいとたのんだ。
本当はもっともっとお手伝いをしたかったのだが、周りの人たちが
「法の華と関わるのはやめてくれ。オウムのようにおそわれたらどうする?」と
やめさせたのだ。実際はそういう嫌がらせは皆無だったのだが。
また、静岡での打ち合わせやそのほかにいろいろ費用が
かさんだのも理由のひとつである。
 

こういう文章を書くことによって、イヤな気分になった人がいるかもしれない。
でも、「少しでもおかしいと思ったら、それには関わるな」
これだけは頭に入れておくべきだと思います。

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(2000.6.5)


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