速度の計算


@ まさし君とよしおさんは兄弟ですが血はつながってません。10年前、母親のま

さこは、おっとの怠惰な性格が嫌で離婚し、当時3才だったよりおを連れて家を出ま

した。まさこは実家には戻らず、スーパーでのパートをはじめ、女手一つでよしお

を育てていきました。二人の生活は決して裕福なものではありませんでした。

しかし、そんなまさこの相談を熱心にきいてくれたのが、勤め先の店長を勤める

青木さんでした。青木さんは当時38歳の独身で、まさこのそのひたむきさに好感を

抱き、まさこもまた、青木さんのやさしさに魅かれていました。時々青木さんがま

さおとよしおをレストランに連れていき、3人で食事することもありました。

 二人が結婚したのはよしおが小学校に入学した春でした。やがて、二人の間にも

新しい赤ちゃんがうまれ、母親の名から「まさし」と名付け、一家四人で幸せに

暮らしていました。

 ところがまさしが成長するにつれ、兄のよしおは嫉妬心を抱き始めました。それは

両親が自分よりも弟のまさしばかりかわいがってるように感じたからです。

 よしおは中学に入ると、たばこやシンナーに手を出し、何度も家出をし、非行に

走ることで、親の関心をひこうとしました。しかし、両親は荒れてしまった息子の

気持ちを理解することができず、逆によしおを放任するようになりました。

よしおは悩みました。どうしたら、両親が弟のまさしではなく、自分を見てくれる

のか。よしおはひたすら悩み、考えました。

 結論が出ました。弟まさしの殺害です。

 そんなある日、まさし君は時速3kmのはやさで、学校に歩いて行きました。兄の

よしおさんは、まさし君の忘れ物を届けるために、時速20kmのはやてで自転車に乗

って追いかけました。まさし君の出発時刻は8時、よしおさんの出発時刻を8時10分

として、次の問題に答えなさい。



(1)よしおがまさし君に追いついたのは何時何分ですか。
また家からどれくらい離れた所ですか。






(2)よしおさんは自転車に乗っている間、どんな事を考えて
  いましたか。






(3)よしおさんは、まさし君の忘れ物の他に何を持っていた
と考えられますか。






(4)まさし君は無事に学校に着けたでしょうか。