書体の変遷 “篆書・隷書・楷書・行書・草書の中で1番最初にできた書体は楷書かな??”って思いがち。
でも実際には楷書は1番新しい書体なのです。一番最初に生まれた文字は篆書です。篆書は字画が
とても複雑なのでそれを簡単にしようと直線化してできたのが隷書です。
その後、隷書は波勢というリズムに乗った美しい払いも作り出しました。
それまでの篆書や隷書は速く書くことができないという欠点を持っており
それを克服するために生まれてきたのが草書と行書です。
そして最終的に出来上がった書体が楷書なのです。【漢字の書】
・漢字は中国で作り出された文字。
・仮名を交えずに漢字を使って書く書を“漢字の書”といいます。
・漢字には5つの書体『篆書・隷書・楷書・行書・草書』があります。
中国で生まれた草書を曲線的にした日本独自の書を“仮名の書”といいます。 変体仮名を用いてみたり、墨つぎや字形に変化を持たせてみる等、 表現が多岐にわたります。仮名の書は個性が現れやすく 面白い書です。
漢字と仮名を現代的に交じり合わせて表現した書を“漢字仮名交じりの書”といいます。 漢字と仮名という性質の異なるものを調和させるのが難しいですが、 調和のさせ方によってそれぞれ違った作品が出来上がり、 個性が現れやすいのです。
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