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ポケットの雑記帖 |
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満月 夕暮れ後、東の空に現れた球体。ほんのりと、頬紅をのせたような色をしている。 なぜ、こんなに大きく見えるのか、赤く色づくのは何故か、 早く見つけて欲しいから大きくなるんだよ、とか、 そのくらい、今日の月は格別だった。 1999.10.25 |
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硝子ペン 以前から、手にしてみたいと思っていた硝子ペン。 日本で唯一の硝子ペン職人の方が、一本一本作り上げているという、優雅なペン。 ああ、この曲線は、手の中でどんなふうに馴染むのだろう。 今の私には、とても高価で手が出ないけれど、 1999.10.21 |
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金木犀 この季節になると、裏の邸宅に植えられた金木犀の香が、 少し寒いのを我慢しつつ窓を開け、特等席となる窓際の椅子に陣取って、 1999.10.12 |
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バイトの話 〜その1〜 大学1年生の秋から3年の秋までの約2年間、某有名ホテルの中にあるレストランでバイトしていた。 どぎまぎしながら面接へ。6名ほどが入れる個室にて、1対1で面接を受ける。 翌日、大学の友人にこう言った。 一週間後、採用を知らせる電話があった。 1999.9.23 |
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銀河鉄道の夜の旅 親元を離れ東京に引っ越してきた最初の年の夏、 往復の電車と最終日のみ友人と行動を共にし、あとは気ままな一人旅。 柔らかな風が、ゆったりとした河の流れを越えて、頬に触れ、髪を撫でてゆく。 それら一つ一つが私の心を癒してゆくようだった。 ああ、こんな風景に触れながら、賢治はあれらの作品を生み出していったのか。 賢治が見たものとは、ずいぶん様変わりしてしまったのかもしれないけれど、 ふと、涙がこぼれた。
久石譲氏による、CD「銀河鉄道の夜」を『オススメ書棚』にて紹介中 1999.9.20 |
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人のことば 何ということはない、ほんのひとこと。 人のことばの力は大きい。 1999.9.10 |
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秋の空 「空が、秋めいてきたね。」友人にそういわれた。 秋なのに、こんなに低い空だなんて... 高原のあの空に、ふと、会いたくなる。 1999.9.1 |
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夜の風 〜晩夏〜 夜露にしっとりと覆われてゆく草木。 ひんやりと湿った風が、わたしの体の中まで夏夜の空気を浸透させてゆく。 〜*〜*〜*〜 私の中の夜の風のイメージをよく表しているもの、 ランプに照らされた室内の窓辺に下げられた白いカーテンを これはもしかすると、私の中で作り上げられた幻想の風景かもしれない、 〜*〜*〜*〜 1999.8.31 |
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鉱石 透明な鱗片、硬質な榴の一粒、砕けた藍い硝子片 鉱物に興味を持ちはじめたのは、ここ数年のことである。 この類いの物に関しては、能動的に集めることは好きではない。 図書館で見つけた、鉱石に関する本を『オススメ書棚』にて紹介中 いずれは、鉱物にまつわるコンテンツも作りたいと思っています。 1999.8.28 |
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記念すべき (?) 一頁 文章は、あまり得意じゃない。 心にしみるような風景に出会って、 でも、最近、思うようになった。 誰かが言ってたことだっていいよ。 だから、このページは、わたしがコトバの練習をするために作ったようなページです。 1999.8.27 |